スポーツセダン「ジャガーXE」が2020年型に スポーティーな「R-DYNAMIC」が登場
2019.08.02 自動車ニュース![]() |
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2019年8月2日、Dセグメントセダン「ジャガーXE」の2020年モデルを発表した。同年8月3日に受注を開始する。
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デザインを変更するとともに装備を大幅に強化
2020年モデルのジャガーXEは、内外装デザインの変更や装備の充実などが図られている。エクステリアデザインについては前後バンパーの意匠を変更したほか、レンズの外側から底部にかけて光源を設けた「Jブレード」デザインのLEDヘッドライト、半円形のLEDテールランプを採用。一方、インテリアではこれまでダイヤル式だったシフトセレクターを、「Fタイプ」などと同じレバー式に変更。またレザーシートを全グレードに標準装備とした。
装備については、「レンジローバー」シリーズや「ジャガーIペース」などから導入が進められている、10インチと5インチの高解像度デュアルタッチスクリーンで構成されるインフォテインメントシステム「Touch Pro Duo」を初採用したほか、ジャガーおよびランドローバー車として初めて、携帯端末のワイヤレスチャージング機能を搭載。車体上部のカメラで撮影した映像をルームミラーに映し出すデジタルルームミラーも、ジャガーとしては初の装備となる。
さらに、これまでオプション扱いだったレーンキープアシストやドライバーコンディションモニター、トラフィックサイン・レコグニション(交通標識認識機能)、アダプティブスピードリミッターなどの運転支援システムを全グレードで標準装備化。スマートフォンのアプリを車両のタッチスクリーンから操作できる「InControlアプリ」や、「Apple CarPlay」「Android Auto」などのミラーリング機能にも対応するスマートフォンパックも全車標準装備としている。
ラインナップについても大幅な見直しが図られている。パワーユニットについては、ベーシックな200psの2リッター直4ガソリンターボエンジンと、380psを発生するスーパーチャージャー付き3リッターV6ガソリンエンジンを廃止。180psの2リッター直4ディーゼルターボエンジンと、250psと300psの2つの仕様の2リッター直4ガソリンターボエンジンの全3種類のバリエーションに整理した。
同時に、フォーマルなイメージの標準モデルに加え、新たなラインナップとして空力性能を高めるボディーパーツやダークメッシュ仕上げのフロントグリル、コントラストステッチを施したスポーツスタイルシート、サテンクロームのシフトパドルなどを備えた、スポーティーな「R-DYNAMIC」シリーズを新設定した。
R-DYNAMICは3種類のすべてのエンジンで選択可能で、装備に応じて「S」「SE」「HSE」の3つのグレードが用意されている。同モデルの設定により、ジャガーXEのラインナップは全17種類となった。
価格は、ディーゼルモデルが529万円から656万円、ガソリンモデルが555万円から723万円。
(webCG)