北米の2つの耐久レース優勝を記念 「ウラカンEVO GTセレブレーション」発表

2019.08.20 自動車ニュース webCG 編集部
ランボルギーニ・ウラカンEVO GTセレブレーション
ランボルギーニ・ウラカンEVO GTセレブレーション拡大

伊ランボルギーニは2019年8月16日(現地時間)、米カリフォルニア州モントレーで行われたカーイベント「ザ・クエイル・モータースポーツギャザリング」において、ミドシップ4WDスポーツ「ウラカンEVO」の特別仕様車「ウラカンEVO GTセレブレーション」を発表した。

「ウラカンEVO GTセレブレーション」は、GRTグラッサー・レーシング・チームの「ウラカンGT3 EVO」をモチーフとしたカラーリングが特徴となる。
「ウラカンEVO GTセレブレーション」は、GRTグラッサー・レーシング・チームの「ウラカンGT3 EVO」をモチーフとしたカラーリングが特徴となる。拡大
ボディーカラーとコーディネートされた、アルカンターラの新デザインレーシングシートを装着。
ボディーカラーとコーディネートされた、アルカンターラの新デザインレーシングシートを装着。拡大
シート後方のバルクヘッド部分に、エンブレムや国旗、月桂(げっけい)樹の冠が描かれた六角形のプレートが備わる。
シート後方のバルクヘッド部分に、エンブレムや国旗、月桂(げっけい)樹の冠が描かれた六角形のプレートが備わる。拡大

今回の特別仕様車は、米フロリダ州で開催されるデイトナ24時間とセブリング12時間というふたつの有名な耐久レースで、「ウラカンGT3 EVO」が2年連続優勝を収めたことを記念するもの。両耐久レースの合計時間にちなみ、36台が限定生産される。

特徴はカラーリングで、3種の外装色と3種の内装色を用意。合計9タイプの組み合わせから選択できるようになっているという。発表時に公開されたボディーカラーは、そのうちのグリーンとオレンジの組み合わせで、これは前述のレースで優勝したGRTグラッサー・レーシング・チームの「ウラカンGT3 EVO」のカラーリングに由来する。

エクステリアでは、レーシングマシンのカーナンバーにインスピレーションを受けた、六角形の中に数字の「11」が入るデザインをドアとフロントフードに入れ、20インチのセンターロック式ホイールやカラーブレーキキャリパーを採用。顧客からのリクエストがあれば、イタリアと米国の国旗に囲まれたランボルギーニ・スクアドラ・コルセのエンブレムをルーフに、月桂樹の冠をリアフェンダーに描くことも可能になっている。

サイドメンバーには「DAYTONA 24h」「SEBRING 12h」のプレートが飾られ、ドライバー側のBピラーには、限定生産数36台の中の1台であることを示すカーボンファイバーのプレートが取り付けられている。

インテリア素材には、外装色と同色でステッチが施されたアルカンターラを採用。ウラカンEVO GTセレブレーションで初採用となる新デザインのレース仕様シートも、アルカンターラの表皮や同じカラーアクセントでコーディネートされている。さらにシート後方のバルクヘッド部分には、エンブレムと国旗、月桂(げっけい)樹の冠が描かれた六角形のプレートが備わるなど、特別仕様車ならではの装備が採用されている。

この特別仕様車は北米市場の限定販売で、2020年初頭にデリバリーされる予定だ。

(webCG)

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