第14回:CG ROBOT RACING TEAM 2019シーズンリポート Vol.6
そして、シリーズ最終戦へ。 2019.10.01 池島実紅の「挑戦! 86/BRZ Race」 井口卓人、久保凛太郎両選手が好走をみせながら、なんとも不運なアクシデントのため、見るべき結果を残せずに終わったTOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Raceシリーズ第6戦、十勝ラウンド。そんな北の大地での一戦から、ちょうどひと月。CG ROBOT RACING TEAM は同シリーズ第7大会を、ツインリンクもてぎで迎えていた。(『CG』2019年11月号から転載)
いよいよ大詰め
全8大会からなるTOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race 2019シリーズもいよいよ大詰めを迎えた。このツインリンクもてぎでの一戦が終わると、早いものでシーズンは最終戦の鈴鹿ラウンドを残すばかり。シリーズ終盤を迎え、タイトル争いはまさに佳境を迎えようとしている。
そんなシーズン大詰めの舞台となるツインリンクもてぎが、昨年まで86/BRZ Raceシリーズ開幕ラウンドの開催地であったことは記憶に新しい。シーズンの最終盤についに安定した速さを示すようになってきたCG ROBOT BRZ BS、そしてふたりのドライバーがピタリとかみ合ったにもかかわらず、十勝ラウンドではあと一歩というところで結果につながらず。もちろん残念には違いないのだが、CG ROBOT RACING TEAMが本来のファイティングポーズを取り戻した、その“デモンストレーション”という意味では、十勝での好走は極めて意義深いものだった。
期待とともに迎えたもてぎラウンドの予選では、#88井口卓人選手が8番手、そして、#87久保凛太郎選手は12番手。クオリファイにおける、ここ一発のタイムアタックには課題が残るものの、決勝での安定したスピードこそがCG ROBOT BRZ BSの身上である。
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凛太郎選手の追走劇
翌日曜の決勝で、大いに気を吐いたのは予選12番手スタートの#87凛太郎選手だった。好スタートを決め、自分を波に乗せた凛太郎選手は、オーバーテイクが困難とされるもてぎで、見る者を圧倒する追走劇を展開。10周のレースが終わってみると、なんとポジションを7つも上げてフィニッシュ。5位入賞という値千金のリザルトを手にしてみせた。
一方、返す返すも残念な結果に終わったのが#88井口選手。レッドライトの滅灯よりわずかに動き出しが早かったか、ジャンピングスタートを取られた井口選手は、ドライブスルーペナルティーを科され、その結果、26位でレースを終えている。
凛太郎、井口両選手が出場したプロフェッショナルシリーズの前には、おなじみ、クラブマンシリーズ エキスパートクラスに参戦する#89池島実紅選手が出場。18番手スタートと下位グリッドからのスタートとなった池島選手だったが、決勝ではレース中盤に生じた他車との接触がペナルティーの対象となり、フィニッシュタイムに30秒が加算された結果、25位でレースを終えている。
さて、もてぎラウンドを終了し、今季の86/BRZ Raceシリーズは、泣いても笑っても、10月19日~20日に岡山国際サーキットで開催される最終戦のみとなった。シリーズ終盤に至って、クルマもチームもドライバーもいいフィーリングを得ているCG ROBOT RACING TEAM。シリーズ最終戦での奮闘を期待したい。
(文=早田禎久/写真=服部真哉)
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