東京モーターショー2019

ヤマハは“人の幸せ”をテーマにさまざまなモビリティーや自立移動ビークルを出展【東京モーターショー2019】

2019.10.10 自動車ニュース webCG 編集部
ヤマハ・ランドリンク コンセプト
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ヤマハ発動機は2019年10月10日、第46回東京モーターショー2019(開催期間:2019年10月23日~11月4日)の出展概要を発表した。

E01
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E02
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YPJ-YZ
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YZF-R1
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テネレ700
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ナイケンGT
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TY-E
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トリタウン
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YNF-01
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YMR-08
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毎回、趣向を凝らしたユニークな仕掛けや出展内容でモーターショーを盛り上げているヤマハ。今回は「人はもっと幸せになれる ~ART for Human Possibilities〜」というテーマのもと、モーターサイクルや電動コミューター、自律ソリューションビークルなど18モデルを出展するとしている。

主な出展モデルは以下の通り。

【ランドリンク コンセプト】(世界初公開)
周囲をセンシングしながら自動で移動する、自律ソリューションビークル。開発コンセプトは「呼応し合う・LINK」というもので、AI画像認識により自ら走路を判断。行く先を拒む障害物を検知し、避けて走行する。4つの車輪は個別に操舵と駆動が可能で、車体の向きなどにとらわれない自由な移動を実現。高い機動力と、人とともに作業するうえで必要となる器用さを持ち合わせている。

【E01】(世界初公開)
都市間を快適に移動できる余裕を持った、急速充電にも対応する都市型コミューター。エンジン出力125cc相当の電動スクーターで、日常ユースでの実用性と従来のスクーターを上回る走りの上質感を両立しているという。デザインについても、優れたコンフォート性能と新時代のスポーティーさを表現した意匠を取り入れている。

【E02】(世界初公開)
エンジン出力50cc相当の、都市内の移動に最適な次世代電動コミューター。小型・軽量で扱いやすいボディーに、手軽な着脱式のバッテリーを搭載。電動車ならではの滑らかでスムーズな走りを実現している。また、デザインにおいても、バッテリーとモーターで構成されるパワートレインを視覚化した意匠となっている。

【YPJ-YZ】(世界初公開)
レーシングマシンをモチーフとしたスポーティーなEバイク。モトクロス競技専用車「YZ」を思わせる“センターマスコンセプト”(車体の重心に重量を集中させ、運動性能を高める設計思想)を、2本のダウンチューブでバッテリーを挟み込む独自のレイアウトで実現。厳しい路面コンディションでの安定したコーナリング性能と、軽快な取りまわしを実現している。デザインもYZとの関連性を持たせたもので、楽しく刺激的な非日常体験、未来のFUNを提案する。

【YZF-R1】(日本初公開)
“Full Control evolution of track master”をコンセプトに、「サーキットを制する性能」を実現すべく開発されたヤマハの最上級スーパースポーツモデル。ユーロ5適合の環境性能を実現しながら性能に磨きをかけたクロスプレーンエンジンや、EBM(エンジンブレーキ・マネジメント)とBC(ブレーキ・コントロール)という2種類の制御システムの採用に加え、車体各部を熟成させることで、サーキット性能をさらに進化させている。2020年秋以降に日本での発売を予定。

【テネレ700】(日本初公開)
689ccの水冷直列2気筒270度クランクエンジンを軽量ボディーに搭載した、アドベンチャーツアラー。自由なライディングポジションを取れる車体や、耐久性や整備性の高さ、荷物積載時の高い適応力など、“オフロード”“アドベンチャー”“ツーリング”の各要素が高い次元でバランスされている。さまざまな軽量化技術を投入した車体は、前モデル「XTZ660」より約10kg重量が軽減されている2020年夏以降に日本での発売を予定。

会場にはこのほかにも、フロント2輪のモーターサイクル「ナイケンGT」や、エンデューロレース専用車の「YZ450FX」、電動トライアルバイクの先行開発車両「TY-E」、フロント2輪の小型電動立ち乗りモビリティー「トリタウン」、原付一種の電動スクーター「E-Vino」、オフロードテイストを取り入れた低速モビリティー「YNF-01」などを出展。ドローンの「YMR-08」や産業用無人ヘリコプター「フェーザーR」などの展示も予定している。

(webCG)

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