350psの「ロータス・エヴォーラS」発売
2011.06.03 自動車ニュース350psの「ロータス・エヴォーラS」発売
英国ロータスカーズの正規輸入代理店LCIは2011年6月3日、ミドシップスポーツカー「エヴォーラ」のハイパフォーマンス版「エヴォーラS」を日本に導入。同日に発売した。
ロータスのミドシップスポーツカー「エヴォーラ」シリーズに、さらに強力な「エヴォーラS」が追加された。
ミドに搭載されるトヨタ製3.5リッターV6エンジンにはイートン製のスーパーチャージャーが組み合わされ、最高出力は「エヴォーラ」の280ps/6400rpmから350ps/7000rpmにアップ。最大トルクも35.7kgm/4600rpmから40.8kgm/4500rpmへと引き上げられた。
さらに、ノーマルの「エヴォーラ」ではオプション扱いとなる「スポーツパック」、すなわち、スポーツモードの切り替えスイッチやベンチレーテッド・クロスドリルド・ブレーキディスク、ブラックペイントブレーキキャリパー、オイルクーラーなども標準装備。
外観上も、黒いミラーキャップやステルスグレイのアルミホイール、大型リアディフューザー、ステンレス製スポーツエグゾーストテールパイプが与えられ、ノーマルとの差別化が図られる。
結果、車重はノーマル比50kg増しの1440kgとなるものの、最高速度は261km/hから277km/hへと向上。「シリアスなサーキット走行も可能な、エキサイティングな日常ユースのスポーツカー」(プレスリリース)に仕上がっているという。
なお、トランスミッションは6段MTのみで、同時に発売された「エヴォーラIPS」の6段ATは採用されない。
価格は、定員4名の「2+2」が1062万5000円で、後部座席を廃した「2+0」が1020万5000円。どちらも「エヴォーラ」に比べ170万円高となる。
(webCG 関)