ランボルギーニ・ウラカンEVO RWD
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アウトモビリ・ランボルギーニ・ジャパンは2020年1月10日、「ウラカンEVO RWD」を東京・代官山で日本初公開した。
ジャパン・アンド・コリア・カントリーマネージャーのフランチェスコ・クレシ氏(左)と、「ウラカンEVO RWD」のローンチマネージャーであるヴィットリオ・ミラノ氏(右)。
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2020年春の納車開始を前に実車をお披露目
ウラカンEVO RWDは、V10エンジン搭載のスーパースポーツカー「ウラカンEVO」をベースとした後輪駆動モデルである。車名のRWDは「Rear-Wheel Drive(後輪駆動)」の頭文字であると同時に、「ReWind to pure Driving pleasure(純粋な走りの楽しみに立ち戻れ)」という意も込められており、ランボルギーニは「ピュアなメカニカルパフォーマンスというランボルギーニ本来のエッセンスに立ち戻ることも意味している」と説明している。
ヒューマンマシンインターフェイスもウラカンEVOから進化しており、ボタン式のコントローラーに代わり、センタートンネルに8.4インチの静電容量式マルチタッチスクリーンを配置。これまでのウラカンにはなかった、ワンランク上の高度なコネクティビティーを実現しているという。
今回のイベントでは、ジャパン・アンド・コリア・カントリーマネージャーのフランチェスコ・クレシ氏と、同車のローンチマネージャーであるヴィットリオ・ミラノ氏がスピーチ。クレシ氏は「ランボルギーニの歴史上、最も成功を収めているウラカンファミリーの最新モデルであるウラカンEVO RWDは、ドライバーがパフォーマンスの中心となって、ドライビングエクスペリエンスをコントロールできるモデルです。ランボルギーニの技術の原点を思い出させるウラカンEVO RWDが新たに加わったことで、最高のドライビングを求めるお客さまや、初めてランボルギーニに乗られるお客さまなど、多くの皆さまに魅力を感じていただけることをうれしく思います」と語った。
一方ミラノ氏は、ウラカンEVO RWDのパフォーマンスについて、「再設計されたエアロダイナミクスや、新機能のP-TCS(パフォーマンス・トラクション・コントロール)システムなどと、メカニカルなパフォーマンスがピュアなドライビングエモーションを呼び起こし、安全な車両のコントロールを可能にします」と説明。さらに、「車両重量わずか1389kgと軽量でありながら、8000rpmで610hpのパワー、6500rpmで560N・mのトルクを実現。後輪駆動とダイナミックステアリングを搭載しドライビングの楽しさを最大限に引き出します。また『アドペルソナムプログラム』(ランボルギーニのカスタマイゼーションプログラム)では、無数のボディーカラーやインテリアの素材とカラーから、世界に1台しかない自分だけのウラカンEVO RWDをつくることが可能です」と述べた。
日本におけるウラカンEVO RWDの価格は2653万9635円。デリバリーは、2020年春以降となる予定だ。
(webCG)
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