「アストンマーティン・ヴァンテージ」のオープントップモデル「ロードスター」登場
2020.02.12 自動車ニュース![]() |
英アストンマーティンは2020年2月12日(現地時間)、「アストンマーティン・ヴァンテージ」のオープントップモデル「ロードスター」を発表し、予約注文受け付けを開始した。
クーペのエモーショナルな走りの楽しさをさらに高めたとうたわれるヴァンテージ ロードスター。オープントップ化したのみならず、シャシーも専用セッティングとするのがアストン流である。
Zパターンに折りたたまれる電動のファブリックルーフは、コンパクトかつ軽量な構造が特徴だ。車重はクーペから60kgの増加にとどまるほか、トランクスペースの容量は200リッターを確保。開閉操作の高速化にも寄与しており、オープン操作時が6.7秒、クローズ操作時が6.8秒という所要時間は、自動開閉式システムを備えたクルマの中で最速であるという。
パワートレインは最高出力510PS/最大トルク685N・mの4リッターV8ツインターボエンジンと、ZF製8段ATの組み合わせ。0-60mph加速に要するタイムは3.7秒、最高速は306km/h(ルーフクローズ時)と公表されている。
スポーツドライビングに関する基本コンポーネンツはクーペから引き継ぐ一方で、リアダンパーとアダプティブダンピングシステム、スタビリティーコントロールはロードスター専用のチューニングに。「スポーツ」「スポーツ+」「トラック」からなるドライブモードも専用のセッティングとされている。
ヴァンテージ ロードスターの本国イギリスにおける販売価格は、クーペよりも1万2100ポンド(約172万円)高い12万6950ポンド(約1806万円)から。納車は2020年の第2四半期から始まるとアナウンスされている。
(webCG)
-
アストンマーティン・ヴァンテージ 2017.11.22 画像・写真 アストンマーティンが新型「ヴァンテージ」を発表。510psを発生する4リッターV8ターボエンジンにより、0-100km/h加速は3.7秒、最高速は314km/hという動力性能を実現している。レーシングカーの「ヴァンテージGTE」ともども、その姿を写真で紹介する。
-
-
アストンマーティン・ヴァンテージ ロードスター(FR/8AT)【試乗記】 2021.1.4 試乗記 新世代の「アストンマーティン・ヴァンテージ」にオープントップバージョン「ロードスター」が登場。早速ステアリングを握った筆者は、予想以上の官能性あふれる走りに、すっかり夢中になったのだった。
-
アストンマーティン・ヴァンテージ(FR/7MT)【試乗記】 2020.6.4 試乗記 アストンマーティンのピュアスポーツカー「ヴァンテージ」に、新たに伝統的なMT仕様車がラインナップ。多くのスーパースポーツがAT化する時代に、あえてMTを選ぶ意味とは何か? 試乗を通して、その魅力に迫った。
-
アストンマーティンDB11 AMR(FR/8AT)【試乗記】 2019.7.10 試乗記 「AMR」とは、アストンマーティンレーシングの頭文字。競技車両開発のノウハウが注ぎ込まれた、アストンマーティンの高性能市販モデルに冠される名称だ。日本でも販売が開始された最新作「DB11 AMR」は、その名にふさわしい存在なのか。パフォーマンスを確かめてみた。
-
アストンマーティン・ヴァンテージ(FR/8AT)【試乗記】 2018.9.5 試乗記 アストンマーティンのモデルラインナップの中でも、ピュアスポーツカーとしての役割を担う「ヴァンテージ」。2代目となった“ベビー・アストン”は、正しいエンジニアリングによって鍛えられた“フィジカルの強さ”を感じさせるFRスポーツに仕上がっていた。