『CAR GRAPHIC』2020年4月号発売 ラグジュアリーSUVの世界に迫る
2020.03.01 From Our StaffCG4月号の表紙と巻頭を飾るのは、ロールス・ロイス初のSUV「カリナン」。今回は、ラグジュアリーカーメーカーが送り出すSUVがなぜ世界中の人から支持されるのか、個性の異なる9台に試乗し考えました。フランスの“働くクルマ”の比較も必見です。(CG編集部)
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それぞれの世界観に注目
ラグジュアリーメーカーやスポーツカーメーカーなどがこぞって参入している、高級SUVというカテゴリー。その究極ともいえるカリナンの、「ブラックバッジ」と名付けられた強いキャラクターのモデルを取り上げました。「高貴な色」でもあるパープルを基調に、トレードマークの“パルテノン”や“スピリット・オブ・エクスタシー”などはダーク・クロームやブラックに置き換えられた大胆な仕様ですが、その中にはロールス・ロイスの濃厚な世界がありました。それは同時に、“高級”“究極”という言葉の意味を問う世界でもあります。
カリナンから始まるラグジュアリーSUVの世界は、さらに、同カテゴリーのモデルへと展開します。ベントレーが伝統の“スピード”という称号を与えた「ベンテイガ スピード」、各国のスポーツカーメーカーがSUVを開発するきっかけとなったポルシェの「カイエン ターボ」、BMWから新たに生まれた「X7 xDrive35d」など、注目モデルがめじろ押しです。
発表されたばかりの「マカンGTS」には、編集長・竹下元太郎が海外で試乗。「BMWアルピナXD4」にはCG読者にも人気のジャーナリスト笹目二朗氏が試乗しました。また、このカテゴリーをつくった(というより、このカテゴリーそのものだった)「ランドローバー・レンジローバー スポーツ」も登場。それぞれの個性、それぞれの世界観に注目です。
4月号では、日本で高い人気を誇るフランスの働くクルマも、比較試乗の形で取り上げました。1台は、近年そのジャンルの人気を高めた立役者であるルノーの「カングー ゼン」。もう1台は、今年の第3四半期に日本上陸が予定されているシトロエンの「ベルランゴ デビューエディション」です。同じフランスの“フルゴネット”でありながら、あらためて比較してみると、使い勝手にも乗り味にも大きな違いがありました。どちらにするか迷っている未来のオーナーは必見です。
そのほか、毎年恒例となっているJAIA(日本自動車輸入組合)主催の試乗会において、編集部員が「いま乗っておきたい」と思った10台の試乗リポートや、1980年代初頭にアロウズF1のスポンサーをしていたセラミックメーカー、ラーニョのストーリー、大盛況だった東京オートサロン2020のリポートなど、さまざまな記事が盛りだくさんのCG4月号。定価は1300円です。デジタル版は、Amazon/Kobo/BookLive!/ブックパス/SonyReaderStore/Fujisanで購読できます。お近くの書店や、オンライン書店でお買い求めください。
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『CAR GRAPHIC』2020年4月号
発行所:株式会社カーグラフィック
定価:1300円
A4判変型・216ページ
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