黄金時代の「GT」が続々登場! 『CG classic Vol.03』発売
2020.03.12 From Our Staff自動車の魅力を凝縮した本物のGTたち
自動車の根源的魅力は移動の快楽をもたらすこと。しかも単なる移動の道具にとどまらず、操縦の楽しみさえ得られること。これに尽きます。
言い換えれば自由への翼。となればグランドツアラー(GT)ほど端的に自動車の魅力を凝縮した存在はありません。
好評の『CG classic』第3弾は「ああ魅惑の、グランドツーリング。」と題し、1950~60年代のGTを巻頭特集に据えました。
まだスポーツカーとGTとの境界線がはっきりしていた黄金時代の名車が続々登場。史上初めて「GT」の名を冠した傑作「ランチア・アウレリアB20GT Competizione」を伊仏のアルパインロードに連れ出したほか、国内では「アルファ・ロメオ・ジュリエッタSS」「アストンマーティンDB4」に試乗。マセラティが小さなレース工房から本格的な高性能車メーカーに生まれ変わる端緒となった珠玉の一台、「3500GT」のステアリングも握りました。「トヨタ2000GT」「プリンス・スカイライン」など日本車の記事も充実。
たったひとり愛車「ポルシェ356」を駆り、千葉からシュトゥットガルトまで1万5000kmを見事走りきった356クラブ会長の冒険談。ランチア、アルファ、フェラーリを渡り歩き、独立後はチューナー/コンストラクターとして名をとどろかせ、名高いステアリングホイールを作り出したエンリコ・ナルディの人生談等、隅から隅まで充実したストーリーが続きます。
ペーパーメディア、CGムックならではの奥深く、コクとキレのある世界をお楽しみください。
(CG代表/CG classic副編集長:加藤哲也)
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『CG classic vol.03』
発行:株式会社カーグラフィック
定価:2000円+税
A4変形/平綴じ/132ページ
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