最高出力450PS 限定車「BMW M2 CS」が日本上陸
2020.04.07 自動車ニュース![]() |
BMWジャパンは2020年4月6日、「BMW M2 CS」を60台の台数限定で導入すると発表した。
BMW M2 CSは「M2コンペティション」がベース。軽量化やエンジンのハイパワー化、シャシー性能の強化などにより、サーキット向けのより高い走行性能を指向しているのが特徴だ。
搭載される3リッター直6ターボエンジンは、M2コンペティションを40PS上回る最高出力450PS/6250rpm、最大トルク550N・m/2350-5500rpmを発生。ダンパーとスタビライザーの特性をサーキット用にチューンしたアダプティブMサスペンションと、電子制御多板クラッチによって左右後輪間の駆動力を最適に配分するアクティブMディファレンシャルも装備する。
エクステリアではルーフとフロントスプリッター、リアスポイラー、ボンネットにCFRP製パーツを採用。ルーフにはサンドイッチ構造を取り入れることでキャビンの遮音性とボディー剛性を強化したほか、ボンネット中央に大型のエアベントを設けることで高性能モデルとしての存在感を強めるとともに、空気抵抗の最適化も図っている。
インテリアにはアルカンターラが用いられたMスポーツステアリングホイールに加えてCFRP製のドアハンドルおよびセンターコンソールを採用。シートは照明付きの「M2」エンブレム入りMコンペティションスポーツシートを装備する。エクステリアのCFRPパーツも合わせて、M2コンペティション比で約30kgの軽量化を実現したという。
価格は6段MTモデルが1260万円で、7段AT(DCT)モデルが1285万円。なお、導入される60台はすでに納入先が決まっており、完売状態とのこと。
(webCG)