マツダが「デミオ」「ベリーサ」を対象に後付けの「ペダル踏み間違い加速抑制装置」を発売

2020.07.06 自動車ニュース webCG 編集部
マツダの純正用品としてラインナップされた「ペダル踏み間違い加速抑制装置」。
マツダの純正用品としてラインナップされた「ペダル踏み間違い加速抑制装置」。拡大

マツダは2020年7月6日、既販売車の「デミオ」および「ベリーサ」を対象とした、ペダル踏み間違いによる急発進を抑制する後付け安全装置の販売を開始した。

フロント部分の超音波センサー。
フロント部分の超音波センサー。拡大
リア部分の超音波センサー。
リア部分の超音波センサー。拡大

今回発売した後付けの「ペダル踏み間違い加速抑制装置」は、車両前後に装着した超音波センサーで前方または後方約3m以内にある壁などの障害物を検知した場合、ブザー音と室内に取り付けたインジケーターで注意喚起。それでもブレーキペダルと間違えてアクセルペダルを強く踏み込んだ場合には加速を抑制し、衝突時の被害軽減に貢献するというもの。

後退時には、壁などの障害物を検知していない時でも、約5km/h以上でアクセルペダルを踏んだ場合、ブザー音とインジケーターで注意喚起し、加速を抑制して衝突の回避や被害の軽減を図るという。

価格は6万7100円。取り付け工賃は別。同装置はマツダ純正用品で、満65歳以上のユーザーが同装置を購入・取り付ける場合、一定の条件の下で、経済産業省および国土交通省が実施する「サポカー補助金」制度の対象となり、導入補助金(4万円)を受けることができる。

(webCG)

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