GMが新型「キャデラック・エスカレード」を日本導入 東京オートサロン2021で日本初公開

2020.11.12 自動車ニュース webCG 編集部
キャデラック・エスカレード プラチナム
キャデラック・エスカレード プラチナム拡大

ゼネラルモーターズ・ジャパン(以下、GMジャパン)は2020年11月12日、新型「キャデラック・エスカレード」を同年11月13日に発売すると発表した。

 
GMが新型「キャデラック・エスカレード」を日本導入 東京オートサロン2021で日本初公開の画像拡大
 
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エスカレード スポーツ
エスカレード スポーツ拡大
ボディーカラー「インフラレッドティントコート」は「プレオーダーキャンペーン」の期間中のみ選択可能だ。
ボディーカラー「インフラレッドティントコート」は「プレオーダーキャンペーン」の期間中のみ選択可能だ。拡大

巨大なボディーに先進装備を満載

エスカレードは、キャデラックがラインナップするフルサイズの高級SUVである。今回、日本導入が発表された新型はその5代目にあたり、2020年2月に米本国で正式発表。堂々としたボディーサイズは健在で、全長×全幅×全高は5382×2060×1948mmとアナウンスされている。

一方で、過去のモデルとは一線を画しているのが先進装備の積極的な採用で、業界初となる湾曲型OLEDディスプレイやAKG製オーディオシステムなどを搭載。GMおなじみの磁性流体サスペンション技術であるマグネティックライドコントロールや、きめ細やかな車高の調整を可能とするアダプティブエアライドサスペンション、電子制御式リミテッドスリップディファレンシャル(eLSD)など、快適な乗り心地やダイナミックな走りに寄与する装備も充実している。

このほかにも、4台の外部カメラで撮影した車両周辺の状況を200万画素の鳥瞰(ちょうかん)図で表示するサラウンドビジョンや、12.6インチの独立タッチ式HDディスプレイからなるリアシートエンターテインメントシステム、冷凍機能付きのフロアコンソール内冷蔵庫など、快適装備、予防安全装備も充実。日本仕様には、GMジャパンがゼンリンデータコムと共同開発した完全通信車載ナビ「クラウドストリーミングナビ」も標準装備される。

また、走りに関する点では、リアに新開発の独立懸架サスペンションを採用している点も新型のトピックで、これにより乗り心地や操縦性を大幅に改善。省スペースなサスペンション構造はフロアの低床化にも寄与しており、ホイールベース(+121mm)や全長(+187mm)の拡大とも相まって、広々とした車内空間を実現した。特に3列目シートについては、従来モデルより40%もレッグルームが拡大。2 列目・3 列目シートの乗降性も改善しているという。

パワーユニットは最高出力426PS/5600rpm、最大トルク623N・m/4100rpm を発生する6.2リッターV8ガソリンエンジンで、高効率化を図るべく可変バルブタイミング機構やアイドリングストップ機能を搭載。トランスミッションには10段ATを、駆動システムにはセレクタブル4WDを採用している。

黒以外の「スポーツ」が選べるのは今だけ

グレードは、ラグジュアリーな意匠の「プラチナム」と精悍(せいかん)なイメージの「スポーツ」の2種類。前者はホリゾンタルバーを配したガルバノグリルを装着しており、ボディーカラーは「セーブルブラック」「クリスタルホワイトトゥーリコート」「ダークモカメタリック」「シャドーメタリック」「サンドストーンメタリック」の5色から、インテリアカラーは「ジェットブラック」とツートン仕様の「ギデオン/ウィスパーベージュ」から選択できる。

一方、スポーツはブラックメッシュグリルやブラックトリムで内外装をコーディネート。ボディーカラーはセーブルブラック、インテリアカラーはジェットブラックのみの設定となっている。

なお、GMジャパンは2020年11月13日から2021年1月17日までの期間限定で、より豊富なカラーバリエーションから内外装色を選べる「プレオーダーキャンペーン」を実施。この期間中は、上述のカラーに加えて3色のボディーカラー「サテンスティールメタリック」「インフラレッドティントコート」「ダークムーンメタリック」と、1色のインテリアカラー「ジェットブラック/ダークアーバン」を設定。プラチナム、スポーツともに8色のボディーカラーと3色のインテリアカラーから、好きな組み合わせが選択可能となる。

価格はプラチナムが1490万円、スポーツが1520万円。「東京オートサロン2021」(開催期間:2021年1月15日~1月17日)での日本初公開を経て、2021年夏ごろに納車を開始する予定だ。

(webCG)

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