「アルファ・ロメオ4Cスパイダー」に最終モデル 33台限定でオーダー受け付けスタート

2020.12.16 自動車ニュース webCG 編集部
アルファ・ロメオ4Cスパイダー33ストラダーレ トリビュート
アルファ・ロメオ4Cスパイダー33ストラダーレ トリビュート拡大

フィアット・クライスラー・オートモービルズは2020年12月14日(現地時間)、アメリカ・ミシガン州のオーバーンヒルズにおいて、ミドシップオープンスポーツ「アルファ・ロメオ4Cスパイダー」の特別仕様車「33ストラダーレ トリビュート」を発表し、注文受け付けを開始した。

「4Cスパイダー33ストラダーレ トリビュート」(写真左)と「アルファ・ロメオ33ストラダーレ」(同右)
「4Cスパイダー33ストラダーレ トリビュート」(写真左)と「アルファ・ロメオ33ストラダーレ」(同右)拡大
 
「アルファ・ロメオ4Cスパイダー」に最終モデル 33台限定でオーダー受け付けスタートの画像拡大
 
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「アルファ・ロメオ4Cスパイダー」に最終モデル 33台限定でオーダー受け付けスタートの画像拡大
 
「アルファ・ロメオ4Cスパイダー」に最終モデル 33台限定でオーダー受け付けスタートの画像拡大

今回のアルファ・ロメオ4Cスパイダー33ストラダーレ トリビュートは、1967年に登場したミドシップスポーツカー「アルファ・ロメオ33ストラダーレ」の栄光を受け継ぐとうたわれる限定車である。4Cスパイダーの最終生産モデルとなっており、北米向けには33台のみが生産される。

ボディーカラーには3層コートを施した専用色の「ロッソ・ヴィラデステ」を採用。グレー/ゴールドの5穴アルミホイール(フロント18インチ/リア19インチ)に加えて、ブラックのディナミカスエードとタバコレザーを組み合わせたスポーツシートを装備する。さらに、ダッシュボードとサイドシル、センターコンソールにはシリアルナンバー入りの専用プレートを装着。シリアルナンバーは車両に付属する、4Cのデザインコンセプトやテクノロジー、素材、モデナの組み立て施設、33ストラダーレの歴史などを記した記念ブックにも刻まれる。

カーボンファイバー製モノコックシャシーは、最終モデルにして初めてクリアレッド仕上げを採用。通常モデルではオプション扱いのアクラポヴィッチ製デュアルモードセンターマウントエキゾーストやレースチューンドサスペンション、バイキセノンヘッドライト、バッテリー充電器、ボディーカバー、カーボンファイバー製ハロ、リアウイング、イタリアンフラッグミラーキャップなど、数千ドル分のアイテムを標準装備する。さらに、デザインを手がけた「Centro Stile Alfa Romeo」のエンブレムが備わるほか、フロントエアインテークとリアディフューザーはピアノブラックで仕立てられる。

アルファ・ロメオのグローバル責任者であるティム・クニスキス氏によれば「アルファ・ロメオの伝統を受け継ぐ4Cスパイダー33ストラダーレ トリビュートは、2021年に生産を開始する『トナーレPHEVクロスオーバー』をはじめとした次世代モデルにバトンを引き渡す役割を担っている」という。

4Cスパイダー33ストラダーレ トリビュートの北米市場における販売価格は7万9995ドル(コンテナ取扱料金を除く)。日本への導入予定は明かされていない。

(webCG)

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