BMWの最強サルーン「M5 CS」登場 世界限定1100台のうち日本導入5台をオンラインで販売

2021.04.09 自動車ニュース webCG 編集部
BMW M5 CS
BMW M5 CS拡大

BMWジャパンは2021年4月9日、ハイパフォーマンスサルーン「BMW M5 CS」の国内導入を発表した。BMWオンラインストアにおいて、5台の台数限定で販売する。

「M5 CS」は世界限定1100台のハイパフォーマンスサルーン。日本での販売台数は5台。
「M5 CS」は世界限定1100台のハイパフォーマンスサルーン。日本での販売台数は5台。拡大
フロントに「CS」専用のカーボンバケットシートを装着。リアシートはCS専用の軽量2座独立シートとなる。
フロントに「CS」専用のカーボンバケットシートを装着。リアシートはCS専用の軽量2座独立シートとなる。拡大
4.4リッターV8ツインパワーターボエンジンは、ベースとなった「M5コンペティション」を10PS上回る最高出力635PS/6000rpm、最大トルク750N・m/1800-5950rpmを発生。
4.4リッターV8ツインパワーターボエンジンは、ベースとなった「M5コンペティション」を10PS上回る最高出力635PS/6000rpm、最大トルク750N・m/1800-5950rpmを発生。拡大
ベースとなった「M5コンペティション」比で約23kg軽量な「Mカーボンセラミックブレーキ」が採用される。
ベースとなった「M5コンペティション」比で約23kg軽量な「Mカーボンセラミックブレーキ」が採用される。拡大

M5 CSは「M5コンペティション」をベースに、BMW M社によるCS専用のチューニングとスタイリングを採用した、世界限定1100台の特別なモデル。エンジンのハイパワー化やベースモデル比で約70kgの軽量化、シャシー性能の強化などにより、M5最強モデルに仕立てられている。

搭載される4.4リッターV8ツインパワーターボエンジンは、ベースとなったM5コンペティションを10PS上回る最高出力635PS/6000rpm、最大トルク750N・m/1800-5950rpmを発生。ドライブロジック付き8段AT「Mステップトロニック」、高回転型の特性を強調し「SPORT+」モードでは特にパワフルな音色を奏でる「スポーツエキゾーストシステム」を組み合わせる。0-100km/h加速はM5コンペティションよりも0.3秒速い3.0秒を記録するという。

足まわりについては、「M8グランクーペ」のユニットを基に開発したベースモデルよりも7mm低められた専用のサスペンションや約23kg軽量な「Mカーボンセラミックブレーキ」を採用。シャシーと「アクティブMディファレンシャル」をインテリジェントに一括制御する「M xDriveシステム」は、後輪駆動を重視した基本設定の可変式4輪駆動モード(4WD)から、純粋な後輪駆動設定(2WD)への変更が可能となっている。

エクステリアでは、ゴールドブロンズに塗られた「キドニーグリル」や20インチホイールが目を引く。グリルやフロントフェンダーのエアアウトレット、ドアシルプレートに「M5 CS」バッジが備わり、フロントエプロンのスプリッターやドアミラーキャップ、トランクリッド上のリアスポイラー、リアディフューザーはCFRP製となっている。

エンジンフードもCFRP製で、エアベントやMロゴ付き「Mパワー」エンジンカバー、インテークサイレンサーなどはカーボンファイバー模様で仕上げられている。

インテリアにおいては、フロントにCS専用のカーボンバケットシートを装着。リアシートもCS専用の軽量2座独立シートとされた。CS専用の「Mアルカンターラステアリングホイール」や「カーボン製シフトパドルスイッチ」「ダークカーボンアルミインテリアトリム」も同車の特徴だ。

価格は2510万円。納車は2021年秋ごろを予定している。

(webCG)

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