「メルセデス・ベンツCクラス」がフルモデルチェンジ 全モデルで電動パワートレインを搭載

2021.06.29 自動車ニュース
新型メルセデス・ベンツCクラス
新型メルセデス・ベンツCクラス拡大

メルセデス・ベンツ日本は2021年6月29日、新型「メルセデス・ベンツCクラス」の国内導入を発表した。

 
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全モデルを電動化

メルセデスの基幹車種であるCクラスが7年ぶりのフルモデルチェンジを果たした。1982年にメルセデス初のDセグメントとして登場した「190クラス」を祖としており、Cクラスに改称されてからは5世代目となる。先代はセダンとステーションワゴンを合わせて国内累計10万台以上が販売されたヒットモデルとなっており、新型もまずはセダンとステーションワゴンから導入される。

新型のボディーサイズは全長×全幅×全高=4751×1820×1438(ステーションワゴンは1455)mmで、ホイールベースは2865mm(すべて欧州仕様参考値)。先代モデルから全幅の拡大を10mmに抑えながら全長を65mm伸ばし、より伸びやかなシルエットとなったのが特徴だ。ホイールベースは25mm拡大した。

エクステリアはメルセデスのデザインの基本思想「Sensual Purity(センシュアルピュリティー)」に基づき、ラインやエッジを大幅に削減し、曲線を多用した彫刻的な面構成を採用。そのなかでサイドウィンドウ下端に近いショルダー部を前後に貫く「キャットウオークライン」の愛称を持つキャラクターラインを通すことで車高を低くスマートに見せている。ヘッドランプは新型「Sクラス」などと同様の天地方向に薄いエッジの効いたデザインに。「デジタルライト」と呼ばれるこのユニットは、片側あたり130万個もの微小な鏡で光を屈折させて照射する仕組みとなっており、ハイビーム使用時に対向車や道路標識に光が当たらないようにする精度が従来モデルから飛躍的に高まっているという。また、セダンで0.24(最小値)、ステーションワゴンで0.27に抑えられた空気抵抗係数も見逃せない。

インテリアデザインにも新型Sクラスの要素を取り入れながら、Cクラスらしいスポーティーさを加えている。ダッシュボードは上下2段構造とし、翼のような形状の上部には航空機エンジンのナセルを想起させるという形状の新デザインのエアアウトレットをレイアウト。下部には11.9インチの縦型メディアディスプレイとトリムをあしらい、センターコンソールに向けて途切れなく続くようにしている。メーターパネルは12.3インチの大型液晶タイプだ。対話型インフォテインメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザーエクスペリエンス)」は全モデルに標準装備としたほか、Dセグメント車では国内初採用というAR(Augmented Reality=拡張現実)を活用したナビゲーションシステムも用意する(全車にオプション設定)。

まずは3タイプのパワーユニットがラインナップされる新型Cクラス。そのすべてが電動化されており、省燃費化と洗練化が図られている。「C200」および「C200 4MATIC」には最高出力204PSと最大トルク300N・mを発生する新開発の1.5リッター直4ターボエンジン「M254」ユニットを、「C220d」には同200PSと同440N・mを生み出す2リッター直4クリーンディーゼルターボエンジン「OM654M」をそれぞれ搭載。いずれもエンジンと変速機の間にレイアウトされたインテグレーテッド・スターター・ジェネレーター(ISG)を使ったマイルドハイブリッドシステムを採用。ISGのスペックは同20PS/同200N・mとされており、短時間の加速アシストや一定速走行時のコースティングが可能。変速時やアイドリングストップからの復帰時の振動も低減する。さらに、2022年内に国内導入予定の「C350e」には、同204PS/同320N・mを発生する排気量2リッターバージョンのM254ユニットに同129PS/同440N・mの電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムを搭載。冷却システムを備えたリチウムイオンバッテリーの容量は25.4kWhで、モーターのみでの航続可能距離は最長100kmにも達するという。トランスミッションは全モデルで9段ATを組み合わせている。

オプション装備ながら新型では後輪操舵システムを採用したのもトピックだ。60km/h以下での走行時と駐車時にはリアホイールをフロントホイールと逆方向に最大2.5度ステアすることで取り回しやすくする一方で、60km/h以上での走行時などには同方向に最大2.5度ステアしてスタビリティーを向上。この機構によって最小回転直径は43cm小さい10.64mに抑えられるという。

先進運転支援システムのアップデートも図られており、例えば車線維持支援システム「アクティブステアリングアシスト」は従来のフロントステレオカメラに加えて360度カメラも使って車線を認識することで、車線中央の維持能力が向上。緊急自動ブレーキなどからなる「アクティブブレーキアシスト」は右左折時の対向、飛び出し、巻き込みでの衝突の危険も検知できるようになった。

ラインナップと価格は以下の通り。セダンはC200およびC220dが2021年秋ごろに、C200 4MATICが2022年の第1四半期に、C350eは2022年中ごろにデリバリーが始まる予定。ステーションワゴンのC200とC220dのデリバリー開始はいずれも2022年第1四半期となる見込みだ。C350eを除く各モデルは2021年7月下旬から予約注文受け付けがスタートする。

【セダン】

  • C200アバンギャルド:654万円
  • C200 4MATICアバンギャルド:684万円
  • C220dアバンギャルド:682万円
  • C350eアバンギャルド:価格未定

【ステーションワゴン】

  • C200アバンギャルド:680万円
  • C220dアバンギャルド:708万円

(webCG)

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Cクラス ステーションワゴン, Cクラス セダン, メルセデス・ベンツ, 自動車ニュース

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