日産が7代目となる新型「フェアレディZ」を発表 日本仕様は2021年冬に発表を予定

2021.08.18 自動車ニュース
新型日産Z(日本名「フェアレディZ」)
新型日産Z(日本名「フェアレディZ」)拡大

日産自動車は2021年8月18日、米ニューヨークにおいて新型「Z」(日本名「フェアレディZ」)を発表した。

 
日産が7代目となる新型「フェアレディZ」を発表 日本仕様は2021年冬に発表を予定の画像拡大
 
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Zプロトスペック
Zプロトスペック拡大
「Zプロトスペック」のインテリア。
「Zプロトスペック」のインテリア。拡大

内外装に見る「伝統と最新技術の融合」

フェアレディZは1969年に登場した日産伝統のスポーツカーであり、これまでにグローバルで180万台以上を販売。世界で最も売れているスポーツカーのひとつとなっている。今回の新型は7代目のモデルにあたり、2020年9月には新型のデザインや一部の仕様を示唆する「日産フェアレディZ プロトタイプ」が披露され、今回、米国仕様の新型Zが正式に発表されることとなった。

ボディーサイズは全長×全幅×全高=172.4×72.6×51.8インチ(4379×1844×1316mm)、ホイールベース=100.4インチ(2550mm)。デザインテーマは「伝統と最新技術の融合」というもので、長いフロントフードや重心の低さを表したリアスタンスなど、随所に初代「S30」型をはじめとする歴代モデルをモチーフにした意匠を採用。LEDヘッドライトのデザインは「240ZG(S30)」、リアコンビネーションランプのそれは5代目の「Z32」をモチーフにしたもので、後者には新たに3DシグネチャーLEDテールランプを採用している。

インテリアも、スポーツカーらしいクラシックな意匠と最新のデジタル技術を組み合わせたものとなっており、メーターには松田次生選手などのレーシングドライバーからもアドバイスを得て設計したという、12.3インチフルデジタルメーターディスプレイを装備。一方でインストゥルメントパネルの上部には、機械式の3連メーター(ブースト計、ターボ回転計、電圧計)を配置している。シートやステアリングホイール、シフトレバーはいずれも操作性のよさと快適性の高さの両立を意図した設計となっており、特にシートには「GT-R」の開発で得たノウハウを投入。ホールド性とフィット感の向上を図っている。

目指したのは最高のダンスパートナー

走りに関しては「パワフルで俊敏なだけでなく、ドライバーとの一体感をさらに高め、最高の『ダンスパートナー』となること」(田村宏志チーフプロダクトスペシャリスト)を目指し、開発を進めたと説明されている。

パワーユニットは新開発の3リッターV6ツインターボガソリンエンジン「VR30DDTT」で、最高出力405PS、最大トルク475N・mを発生。従来モデルより出力を大幅に向上しながら、シャープでスムーズなレスポンスも追求している。これに組み合わされるトランスミッションは6段MTと9段ATの2種類で、前者については新エンジンの大トルクに対応するためにクラッチディスクとギアトレインを強化。新設計のシンクロナイザーシステムの採用やシフトプロファイルの変更により、スムーズなギアチェンジを可能にしているという。

一方、新開発の9段ATは幅広いギアレンジによりダイレクトで素早いレスポンスを追求。「スタンダードモード」と「スポーツモード」という2つの走行モードを備えており、後者ではより速い加速制御に加え、ステアリングやVDCの制御も切り替えることで、ワインディングロードをキビキビと駆け抜けるのに好適な設定を提供するとしている。

さらに、日産の後輪駆動車として初めて、クラッチ操作でエンジン回転数を保持し、素早い発進加速を実現するアドバンストローンチアシストコントロールシステムを採用。こちらはAT車に加え、MT車の上級グレードにも搭載される。

シャシー性能の向上も図っており、レスポンスのよいハンドリングを実現するためにボディー剛性を強化。ラックアシストタイプのEPS(電動パワーステアリング)やワイドなフロントタイヤの採用などにより、コーナリング性能を最大で13%向上させたという。さらに足まわりでは、アルミ製ダブルウイッシュボーン式フロントサスペンションのキャスター角を増やすなどしてジオメトリーを変更し、直進安定性を改善。前後ともに新設計の大径モノチューブダンパーを装備しており、現行モデルより減衰力を約20%下げることで路面からの入力を低減するとともに、モノチューブ式ならではの高い応答性を生かして路面追従性を向上させ、高い操縦安定性も実現しているという。

グレードは「スポーツ」と「パフォーマンス」の2種類で、それぞれに6段MT仕様と9段AT仕様を設定。また、これとは別に台数240台の限定モデル「プロトスペック」も用意。専用の黄色いブレーキキャリパー(「Z」ロゴ付き)や、ブロンズカラーのアルミホイール、黄色いアクセントの本革シート、黄色いインテリアステッチなどを採用している。

今回発表した新型Zについて、日産は2022年春に米国で発売するとアナウンス。一方、日本仕様の新型フェアレディZについては、2021年冬の発表を予定しているという。

(webCG)

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