「スズキ・ワゴンR」が6年10カ月ぶりに軽の販売台数首位獲得 担当者に話を聞いた

2021.11.22 自動車ニュース webCG 編集部
2021年9月10日に発売された「スズキ・ワゴンRスマイル」。軽ハイトワゴンの「ワゴンR」と軽スーパーハイトワゴン「スペーシア」の間に入る高さのボディーにスライドドアを備えた新型車だ。
2021年9月10日に発売された「スズキ・ワゴンRスマイル」。軽ハイトワゴンの「ワゴンR」と軽スーパーハイトワゴン「スペーシア」の間に入る高さのボディーにスライドドアを備えた新型車だ。拡大

スズキの「ワゴンR」が2021年10月の軽自動車の車名別販売台数で1位になった。ワゴンRにとってもスズキにとっても首位獲得は6年10カ月ぶりのことだ。スズキの広報部に喜びの声を聞いてみた。

「ワゴンRスマイル」を紹介するスズキの鈴木俊宏社長。
「ワゴンRスマイル」を紹介するスズキの鈴木俊宏社長。拡大
「ワゴンRスマイル」のカラーバリエーション。
「ワゴンRスマイル」のカラーバリエーション。拡大
「ジムニー/ジムニーシエラ」は2021年9月16日の一部改良でオートライトが全車標準装備になった。
「ジムニー/ジムニーシエラ」は2021年9月16日の一部改良でオートライトが全車標準装備になった。拡大

「この度はワゴンRをお選びいただき、ありがとうございます。ワゴンRは誕生から28年を迎え、これまで多くのお客さまに愛されてきました。新たに加わった『ワゴンRスマイル』とともに、これからも軽ワゴン市場をけん引して参りますのでよろしくお願いいたします」

まずはこう切り出したスズキの担当者。ワゴンRの2021年10月の販売台数は登録車を含めたランキングでも2位に食い込む8808台。前年比では+79.7%という大幅な伸びを見せており、9月10日に発売した、スライドドアを備えたワゴンRスマイルが引き上げたのは間違いない。「おかげさまで目標台数(5000台/月)を上回る受注をいただいております」と喜びを隠し切れない様子だ。

ただし、こちらの記事の冒頭にある通り、ここ数年の軽自動車販売台数ランキングのトップを独走してきたライバル側にも事情(マイナーチェンジが控えていたり工場の生産調整だったり)があったようなので、本当の勝負はもう少し先になるかもしれない。スズキの担当者は「ワゴンRスマイルをよろしくお願いいたします。ぜひ一度お近くのスズキのお店でご試乗ください」とコメントしている。

スズキといえば誰もが気になるのが、発売以来続いている現行「ジムニー/ジムニーシエラ」の納車待ちだ。いい機会なのでこちらも合わせて聞いてみたところ「納期については、ご注文いただいたモデルや車体色等によって異なりますので、具体的には申し上げられません。1台でも多くの車両を生産し、お客さまにお届けできるよう努めてまいります」とのことだった。

(webCG)

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