『CAR GRAPHIC』2022年4月号発売 クルマのプロが選ぶ“偉大なスポーツカー”はこれだ!

2022.03.01 From Our Staff CAR GRAPHIC 編集部

この2022年4月号にて、『カーグラフィック』は60周年を迎えました。1962年の創刊から、これほど長くご支援くださいました皆さまに感謝いたします。今号の特集は、アニバーサリー企画第1弾「偉大なるスポーツカー60」です。(CG編集部)

1962年と2022年の4月号。創刊時の誌名は『CARグラフィック』でした。創刊号から最新号までを積み上げると、高さは10mを超えるはず。(photo:CG)
1962年と2022年の4月号。創刊時の誌名は『CARグラフィック』でした。創刊号から最新号までを積み上げると、高さは10mを超えるはず。(photo:CG)拡大
60台のスポーツカーは、選んだ人が多ければ多いほど上位に。「最も偉大」とされたスポーツカーは、果たしてどのクルマだったのでしょうか。(photo:CG)
60台のスポーツカーは、選んだ人が多ければ多いほど上位に。「最も偉大」とされたスポーツカーは、果たしてどのクルマだったのでしょうか。(photo:CG)拡大
ランキングの間に、鈴木正文さん、山口京一さん、津田 徹さんがつづるスポーツカーへのコラムも掲載。こちらも読み応えがあって見逃せません。(photo:モーガン)
ランキングの間に、鈴木正文さん、山口京一さん、津田 徹さんがつづるスポーツカーへのコラムも掲載。こちらも読み応えがあって見逃せません。(photo:モーガン)拡大
マセラティから久々に(独自設計としては「メラク」以来半世紀ぶりに)登場したミドシップスポーツ「MC20」。まさに傑作でした。(photo:田村孝介)
マセラティから久々に(独自設計としては「メラク」以来半世紀ぶりに)登場したミドシップスポーツ「MC20」。まさに傑作でした。(photo:田村孝介)拡大
1971年のジュネーブモーターショーで登場した、「ランボルギーニ・ミウラ」の後継となる旗艦スーパーカーのプロトタイプ。その“復元車”を現地取材しました。(photo:ランボルギーニ)
1971年のジュネーブモーターショーで登場した、「ランボルギーニ・ミウラ」の後継となる旗艦スーパーカーのプロトタイプ。その“復元車”を現地取材しました。(photo:ランボルギーニ)拡大

60周年に選ぶ、スポーツカー60台!

CGが創刊されたのは1962年、ハードトップを装着したメルセデス・ベンツの「300SLロードスター」が表紙になった4月号でした。そしてこの733号をもって、おかげさまで60周年を迎えることができました。長年のご愛読、誠にありがとうございます。ちなみに12カ月×60年の720冊より号数が多いのは、1960年代後半から1970年代半ばにかけて、臨時増刊号などが連番で数えられてきた経緯からです。

2022年4月号の特集は「投票で選ぶ、偉大なるスポーツカー60」です。タイトルのとおり、CGでは国内外のモータージャーナリストをはじめ、エンジニアやデザイナー、フォトグラファー、エンスージアストといった方々に「あなたにとって偉大なスポーツカーとはなんですか?」と問うアンケートを実施しました。

条件は2つ。実際に販売されたモデルであること、そして公道走行可能であることです。それ以外は、シートの数もドアの枚数も自由。「あなたがスポーツカーだと思ったクルマが対象車です」というルールでした。選べるのは10台まで。皆さんなら何を「偉大なるスポーツカー」に選びますか?

このアンケートに寄せられた回答を集計してベスト60のランキングにしたのが60周年記念号の特集です。ビンテージカーの傑作「ブガッティT35」から、「フェラーリF40」や「マクラーレンF1」といった近代のスーパースポーツまで、時代の垣根を越えた珠玉のスポーツカーたちが列挙されています。また、それぞれのモデルへの、投票者からの熱いコメントも首肯するものばかり。楽しく読んでいただけることでしょう。また、惜しくもランク外となったなかからも、こだわりをもって「これぞスポーツカー」と推薦されたモデルについては番外編として紹介しています。

続く試乗記には、注目のスポーツカー「マセラティMC20」が登場。新開発のV6ツインターボエンジン「ネットゥーノ」をカーボンモノコックのリアにミドシップしたスーパースポーツです。フェラーリともランボルギーニともポルシェとも違う、マセラティらしい完成度をみせたMC20の走りを、加藤哲也が熱くリポートしています。ほかにも、東京オートサロン2022で発表されたばかりの「トヨタGRMNヤリス」や新型「シトロエンC4」など、注目モデルの試乗記が続きます。

また後半には、スポーツカーに関連した読み物が並びます。「296GTB」で久々に復活するマラネッロ製V6エンジンの歴史をたどった「フェラーリV6ストーリー」。2021年のランボルギーニ50周年に合わせて復刻された「カウンタックLP500レクリエーション」。どちらも時代を超えてわれわれを魅了するスポーツカーの物語です。

そのほかにも、アリタリアカラーの歴史や短期テストに加わった「フォルクスワーゲン・ゴルフ8」など、増ページで読み応えある一冊となっています。60周年記念アイテムもお見逃しなく。CG4月号は特別定価1500円です。デジタル版は、Amazon/Kobo/BookLive!/ブックパス/SonyReaderStore/Fujisanで購読できます。お近くの書店や、オンライン書店でお買い求めください。

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『CAR GRAPHIC』2022年4月号
発行所:株式会社カーグラフィック
定価:1500円
A4判変型・244ページ

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