システム最高出力503PSを誇る「アウディe-tron S/e-tron Sスポーツバック」登場

2022.03.23 自動車ニュース webCG 編集部
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「アウディe-tron S」(写真右)と「e-tron Sスポーツバック」(同左)。
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アウディ ジャパンは2022年3月23日、電気自動車「e-tron/e-tronスポーツバック」のモデルラインナップに「e-tron S/e-tron Sスポーツバック」を追加設定し、同年4月初旬以降に発売すると発表した。

 
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※日本仕様は右ハンドルのみの設定。
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アウディe-tron S/e-tron Sスポーツバックはシリーズ初のハイパフォーマンスグレード「Sモデル」であり、標準モデルよりも強力な電動パワートレインを搭載する。

駆動用リチウムイオンバッテリーの総容量は95kWh。ベースモデルが前後アクスルに各1基のモーターを搭載するのに対し、Sモデルではフロントに最高出力150kW(204PS)のモーターを1基、リアには同132kW(180PS)のモーターを2基、計3基のモーターを搭載し、システムトータルで最高出力370kW(503PS)、最大トルク973N・mを発生。ブーストモード時の0-100km/h加速のタイムは4.5秒、満充電からの航続可能距離は415km(WLTCモード)と公表されている。

通常走行時は2基のリアモーターのみで駆動し、ドライバーがより多くのパワーを求めた際、あるいは天候や路面状況に応じて、フロントモーターが駆動に参加して4輪駆動となる。リアモーターは左右独立してホイールに駆動力を伝達可能で、従来のリアスポーツデファレンシャルの機能を果たし、旋回性能を高めている。

エクステリアにはS専用デザインの前後バンパーやアルミルックのミラーハウジング、リアのスポイラーリップやディフューザーインサート、20インチアルミホイールを装備。ボディーサイドにはセレナイトシルバーのパネルを配し、ベースモデルよりも左右それぞれ2.3cmずつ拡幅したホイールアーチと合わせてSモデルならではの力強さを表現している。

このほか100万個のデジタルマイクロミラーを5000万分の1秒単位で制御することで高精細な光を路面に照射できる「デジタルマトリクスLEDヘッドライト」をオプション設定。自車の走行レーンを明るく照らす「レーンライト」や車線内の自車位置を示す「オリエンテーションライト」、車両前方の壁や路面に5種類のアニメーションが投影できる「カミングホーム/リービングホーム」機能も備わっている。

価格はe-tron Sが1398万円でe-tron Sスポーツバックが1437万円。

(webCG)

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