アストンマーティンの新型コンセプトカー「DBR22」登場

2022.08.16 自動車ニュース webCG 編集部
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アストンマーティンDBR22
アストンマーティンDBR22拡大

英アストンマーティンは2022年8月15日(現地時間)、米国カリフォルニア州モントレーにおいて、2シーターのコンセプトモデル「DBR22」を公開した。

 
アストンマーティンの新型コンセプトカー「DBR22」登場の画像拡大
 
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DBR22は、アストンマーティンのビスポーク部門「Q by Aston Martin」の手になるスペシャルモデル。「コーチビルディングの古典的な手法と先進的な素材、最先端の製造技術を組み合わせることで、デザインの純粋さ、エンジニアリングの精度、心を高ぶらせるパフォーマンス、そして真の情熱を完璧に融合させた」とアピールされる。Q by Aston Martinの設立10周年を記念する一台とも位置づけられている。

エクステリアは、最小限のパネルでボディーを構成することにより、彫刻的かつ筋肉質な存在感を演出。「DBR1」や「DB3S」からインスピレーションを得たというカーボン材むき出しのグリルや、キャビン後方のエアフローを整流するための「ナセル」と呼ばれる隆起、真一文字のリアコンビランプ、新デザインのセンターロック式21インチアロイホイールなども特徴となっている。

一方コックピットは、レザーやカーボンファイバーを多用することでクラシックなたたずまいと現代的なアプローチを融合。本革張りのカーボンファイバー製パフォーマンスシートが装着される。デザインはかつてのレーシングカーから着想を得ているものの、快適性も重視したという。

なお、ボディーのカラーリングやフィニッシュ、内装材は、ユーザーの要望に合わせてカスタマイズすることも可能である。

パワーユニットは、2つのターボで過給される5.2リッターV12エンジンで、最高出力715PS、最大トルク753N・mを発生。8段ATが組み合わされる。0-60mph(0-96km/h)加速に要する時間は3.4秒。最高速度は319km/hと公表されている。

DBR22では、シャシーの剛性を高めるべくフロントとリアに独自のシアーパネルを採用。専用に調整されたアダプティブダンパーの効果と相まって、公道でもサーキットでも至高のドライビングプレジャーが得られるとうたわれる。アストンマーティンとして初めて、3Dプリンターを活用したリアサブフレームが採用されているのもトピックのひとつだ。

アストンマーティンにとって、今後の多くのアイコンモデルの基盤になるというDBR22。2022年8月19日から21日まで、ペブルビーチ・コンクール・デレガンスにおいて展示される。

(webCG)

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