ベントレー・コンチネンタルGT V8コンバーチブル(後編)
2022.09.11 池沢早人師の恋するニューモデル 漫画『サーキットの狼』の作者・池沢早人師が「ベントレー・コンチネンタルGT V8コンバーチブル」に試乗。高評価のなかにも気になるポイントがあると語った漫画界のレジェンドは、英国のラグジュアリーオープンモデルにいかなる最終評価を下したのか。高速道路ではオープン厳禁?
前回、「ベントレー・コンチネンタルGT V8コンバーチブルは動きのすべてが極度に高次元でバランスしているため、クルマとしては非の打ち所がない。ただしコンバーチブルとしては、気になる点もある」とコメントした、漫画界のレジェンドにして元JGTCレーサーでもある池沢早人師先生。
コンチネンタルGT V8コンバーチブルの、まさにコンバーチブルとしての“気になる点”とはなんでしょうか。
「僕の髪、今すごくボサボサじゃないですか? 要するにね、単純に風の巻き込みがすごいんですよ」
先ほどまで快走していた先生の姿を見ていましたが、ルーフは当然開けていたものの、ウィンドウはすべて上げてましたよね? それでも髪がボッサボサになるぐらい(笑)、風の巻き込みがひどいわけですか!
「まぁ、着座位置が高いからっていうのもあるかもしれないけど、ちょっとシャレにならないぐらいの巻き込みでしたね。特に後席はもう(笑)。その後席を覆うかたちで組み立て式のディフューザーを装着できますが、いちいち荷室から出して組み立てるのも手間ですし、そもそもこのクラスでいまどき手作業でというのもスマートではないような気がします。そしてこのモデルって4シーターじゃないですか? ますます後ろの人は……どうなっちゃうでしょうね(笑)」
確かに!
「まぁルーフを開けるときは、くれぐれも制限速度以下で走ることをおすすめします。ついうっかり高速道路なんかで開けちゃった日には、大変なことになると思いますよ(笑)」
しかし逆に言うと、ベントレー・コンチネンタルGT V8コンバーチブルのネガポイントはそれぐらいですか? つまり、屋根を開けたときの風の巻き込みがちょっとアレだと。
「そうですね、(気になるのは)その1点だけかもしれません」
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