ランボルギーニ・ウラカンSTO(前編)
2022.08.07 池沢早人師の恋するニューモデル 漫画『サーキットの狼』の作者であり元レーシングドライバーの池沢早人師が、「ランボルギーニ・ウラカンSTO」に試乗。かつてブルーの「ディアブロSV」を所有していた漫画界のレジェンドは、最新のハードコアモデルにいかなる感想を抱いたのだろうか。後輪駆動で最高のマシン
ウラカンSTOは、ランボルギーニが世界展開しているワンメイクレース参戦マシン「ウラカン スーパートロフェオEVO」や、デイトナ24時間レースで3度もの優勝を飾ったレーシングマシン「ウラカンGT3 EVO」をモチーフに開発。最高出力640PSのV10自然吸気エンジンをキャビン後方に搭載する、後輪駆動の市販ロードカーである。
そのウラカンSTOから降りてきた池沢早人師──言わずと知れた漫画界のレジェンドであり、元JGTCレーサーでもある池沢先生の顔が紅潮している。
いかがでしたか?
「……これよりも面白いクルマというのはちょっと想像がつきませんね。『フェラーリF40』を超えて、このウラカンSTOこそが、いまミドシップ後輪駆動モデルのなかでは“最高のマシン”なんじゃないでしょうか」
第一声からかなりのパワーワードが出ました! フェ、フェラーリF40を超えてますか?
「はい。ドライビングの楽しさという点においては、確実に超えてると思いますよ。要するにウラカンSTOは『公道をそれなりに快適に走ることもできるレーシングマシン』ですね」
レーシングマシンと言えるほどのポテンシャルだと?
「ボディー全体の剛性がとにかく高く、エンジンのレスポンスが半端じゃない。あとは音も、よくこれでナンバーが取れたなというぐらいの官能的なサウンドとボリュームで(笑)。いや、箱根まで普通に運転してきたときはそう思いませんでしたが、箱根で走らせてみると──いい意味でほんとヤバいですよ、この音は」
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