ランボルギーニ・ウラカンSTO(後編)
2022.08.14 池沢早人師の恋するニューモデル 漫画『サーキットの狼』の作者であり元レーシングドライバーの池沢早人師が、楽しさは「ポルシェ911 GT3」の上をいくと絶賛した「ランボルギーニ・ウラカンSTO」。あえて欠点を挙げていただくと……その答えは、意外なものだった。「欠点はない」と言っていい
ランボルギーニ・ウラカンSTOを「現行モデルの、いや歴代で考えてみても、ミドシップ後輪駆動のスーパースポーツのなかではベストといえる存在。いつまでも乗っていたくなるほど楽しい」と大絶賛した、漫画界のレジェンドにして元JGTCレーサーでもある池沢早人師先生。
しかしそれでも機械である以上、ウラカンSTOにも何らかの“欠点”みたいなものはあるのでは?
「うーん、どうかなぁ。ブレーキも当然ですが問題ないというか、利きすぎるぐらい利くし。まぁ、初期制動だけはちょっと違和感がありましたね。軽く踏んでるのに、キュッと利いてしまうという。ただ、そこはコントロールしづらいとかではなく、カーボンセラミックブレーキにありがちな慣れの問題だと思いますよ」
ということはもう「篠沢教授に全部!」みたいな感じで、ウラカンSTOは100点満点であると?
「それはひょっとして『クイズダービー』の篠沢秀夫教授ですか? 随分とまぁ(笑)」
すみません(笑)。
「それはさておき、欠点はないと言っていいと思いますよ。足はもちろん硬めですが、とんでもなく硬いというわけでもない。幹線道路を走っているとさすがにポンッと(ショックが)くるときもありますが、大騒ぎするほどのものじゃありませんしね」
そうですか……。
「まぁ強いて言うのであれば、ドアは横ではなく縦に開いてほしいですけど(笑)。ランボルギーニ・ウラカンSTOの欠点はそこぐらいでしょうね。あとはもうほぼパーフェクトです」
それは欠点というよりも、もはや言いがかりですね(笑)。
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