直6モデルやPHEVは導入されない

BEVのi5には「eDrive40」とMパフォーマンスモデル「M60 xDrive」の2モデルを設定。いずれも容量81.2kWhの駆動用リチウムイオンバッテリーを搭載する。eDrive40は最高出力340PS/最大トルク430N・mのモーターで後輪を駆動。一充電走行距離は582km(WLTPモード)と公表されている。一方のM60 xDriveはフロントに261PSのモーターを、リアに340PSのモーターを搭載する4WDであり、システム全体では最高出力601PS、最大トルク820N・mを発生。0-100km/h加速のタイムは3.8秒で、一充電走行距離は516km(WLTPモード)とされている。

内燃機関モデルは2リッター4気筒ガソリンターボエンジンの「523i」と2リッター4気筒ディーゼルターボの「523d xDrive」をラインナップ。いずれもマイルドハイブリッド化によってさらなる高効率とダイナミックな走りを追求している。523iは従来モデルよりも高度なターボシステムとバルブ制御を採用したほか、ツインインジェクションによるミラーサイクルエンジンへと進化。最高出力190PSと最大トルク310N・mを発生する。523d xDriveは低速域と高速域を可変ウイングとしたツインターボを採用。最高出力197PSと最大トルク400N・mを発生する。

なお、新型5シリーズでは、他の仕向け地には用意されている直列6気筒エンジン搭載モデルやプラグインハイブリッドモデルの導入予定はない。これは2030年に全販売台数の50%をBEVにするというグローバル戦略に鑑みた戦略だという。

 
新型「BMW 5シリーズ」が日本上陸 BEVの「i5」と4気筒エンジン車のみをラインナップの画像拡大
 
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