完全な自動駐車機能を標準装備

BMW伝統の前後50:50の重量配分のほか、ロングホイールベース化や前後トレッドの拡大、ボディー剛性の強化といった基本メニューに加えて、新型5シリーズには最先端のシャシーテクノロジーが惜しみなく注ぎ込まれている。ホイールスリップテクノロジーや統合ブレーキシステム、可変レシオ付きのスポーツステアリングシステムを全車に標準で装備し、4輪操舵の「インテグレーテッドアクティブステアリング」と電子制御式ショックアブソーバー「アダプティブサスペンション」はi5に標準で、その他グレードにはオプションで設定。さらにM60 xDriveはアクティブロールスタビライザー付きの「Mサスペンションプロフェッショナル」を標準装備とする。

国内ではBMWが先がけた、一定条件下での高速道路における手放し運転が可能な「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能」など、ドライバー支援システムも充実。とりわけ全車に標準で装備される「パーキングサポートプロフェッショナル」は、駐車時にステアリングとアクセル、ブレーキの操作が一切不要となる新機能だ。自宅や勤務先などの日常的に利用する駐車場を登録しておくと、駐車スペースが近づくと車両が検知し、その後は完全な自動駐車が可能。最大10カ所の登録が可能であり、最大200mまでの駐車操作(10カ所合計で600mまで)を記録できる。駐車スペースが狭い場合は車外からスマートフォンでも操作可能だ。このほか車載カメラを利用した前後左右を記録可能なドライブレコーダーや車両ロック中の異常をスマートフォンに通知するアラームシステム(カメラ映像も確認できる)も標準装備となる。

新型BMW 5シリーズのラインナップと価格は以下のとおり。納車開始は523iおよびi5が2023年の第4四半期以降、523d xDriveが2024年の第1四半期以降の予定。

  • 523iエクスクルーシブ:798万円
  • 523i Mスポーツ:868万円
  • 523d xDrive Mスポーツ:918万円
  • eDrive40エクセレンス:998万円
  • eDrive40 Mスポーツ:998万円
  • M60 xDrive:1548万円

(webCG)

 
新型「BMW 5シリーズ」が日本上陸 BEVの「i5」と4気筒エンジン車のみをラインナップの画像拡大
 
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