「MINIクラブマン」の最終モデルとなる限定車「ファイナルエディション」が上陸
2023.10.05 自動車ニュース![]() |
BMWジャパンは2023年10月5日、「MINIクラブマン」に専用の内外装を採用した最終モデルとなる限定車「Final Edition(ファイナルエディション)」を設定し、販売を開始した。納車は同年10月以降を予定している。
今回発表されたMINIクラブマン ファイナルエディションは、現行型で生産が終了する同モデルの最後を飾る限定車。初代Miniクラブマンが1969年に誕生したことを受け、全世界1969台の限定生産とされる。日本への導入台数は320台。最高出力192PSの2リッター直4ガソリンエンジンを搭載した「クーパーSクラブマン」と、同190PSの2リッター直4ディーゼルエンジンを搭載した「クーパーSDクラブマン」がベースとなる。
「美学は、色あせない。」をコンセプトに開発され、外板色は「MINI Yoursエニグマティックブラック」と「ナノクホワイト」の2色から選択が可能だ。専用色となる銅を想起させる「シマーコッパー」をアクセントカラーに採用している。
ラジエーターグリルまわりやクロスバー、エクステリアストライプおよび18インチアロイホイールのグラフィックパターンをシマーコッパーで統一。ボンネットとサイドドア下部、リアのスプリットドアにピンストライプデザインが採用され、どの角度からもファイナルエディションであることがわかるデザインとなっている。
世界限定1969台中の1台を意味する「1 of 1969」のバッジがCピラーとサイドスカットルに、リアスプリットドアに「Final Edition」のレタリングが備わるのも同モデルの特徴だ。
インテリアについては、ショルダー部にエディションバッジを備えた「MINI Yoursレザーシート」を採用。表皮はファイナルエディション専用のダークマルーンで仕上げられている。
専用色となるシマーコッパーをトリムのアクセントとして用い、インテリア全体が落ち着いたブラウントーンで統一される。インテリアサーフェスはマットなセージグリーンとシマーコッパーで仕上げられ、 助手席側に「1 of 1969」のバッジが備わる。
ナッパレザーステアリングホイールのスポーク下部およびフロント側のドアシルに「Final Edition」のレタリングが、リア側のドアシルに「1 of 1969」のレタリングが施され、フロアマットには銅貨を連想させる「1 of 1969」のロゴを入れたピンバッジを取り付けられている。
MINIクラブマン ファイナルエディションに採用される主な特別装備は下記のとおり。
- ボディーカラー:エニグマティックブラックまたはナノクホワイト
- ブラックルーフ&ミラーキャップ
- ファイナルエディションナッパレザーステアリングホイール
- ピアノブラックエクステリア
- ファイナルエディションベロアフロアマット
- ヘッドライナー(アンスラサイト)
- 18インチアロイホイール ファイナルエディションスポーク2トーン
- MINI Yoursレザーラウンジ(ダークマルーン)
- ファイナルエディションインテリアサーフェス(シマーコッパー)
- 電動フロントシート(運転席メモリー機能付き)
- リアビューカメラ
- パーキングアシスト
- アクティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付き)
- ナビゲーションシステム
- ドライビングアシスト(前車接近警告機能、衝突被害軽減ブレーキ、レーンデパーチャーウォーニング機能)
- コンフォートアクセス
- 電動調節式&電動可倒式防眩(ぼうげん)ドアミラー
- 自動防眩ルームミラー
- ITSスポット対応ETC車載器システム
- アームレスト(フロント)
- ストレージコンパートメントパッケージ
- シートヒーター(フロント/左右)
- MINIエキサイトメントパッケージ
- MINIドライビングモード
- ライトパッケージ
- SOSコール
- テレサービス
- スマートフォンインテグレーション(Apple CarPlay)
- ワイヤレスチャージング
- マルチディスプレイメーターパネル
価格はクーパーSクラブマン ファイナルエディションが554万円、クーパーSDクラブマン ファイナルエディションが567万円。販売台数は前者が100台、後者が220台となる。
(webCG)