「GRヤリス」のソフトウエアアップデートサービスがより手軽に購入可能に

2023.10.24 自動車ニュース 藤沢 勝
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トヨタGRヤリス
トヨタGRヤリス拡大

トヨタ自動車とKINTOは2023年10月24日、両社が展開するKINTO FACTORYの「トヨタGRヤリス」のソフトウエアアップグレードサービスについて一部仕様を変更すると発表した。

エンジンの最大トルク引き上げとアクセルレスポンスの設定の組み合わせは8万8000円。
エンジンの最大トルク引き上げとアクセルレスポンスの設定の組み合わせは8万8000円。拡大
ステアリングアシストの設定は3万8500円。
ステアリングアシストの設定は3万8500円。拡大
4輪駆動の前後トルク配分の設定は3万3000円。
4輪駆動の前後トルク配分の設定は3万3000円。拡大
前部を組み合わせてパッケージで購入すると14万1400円。
前部を組み合わせてパッケージで購入すると14万1400円。拡大

KINTO FACTORYがGRヤリスのソフトウエアアップデートサービスを始めたのは2022年8月のこと。エンジンの最大トルクの引き上げ(370N・m→390N・m)をはじめ、アクセルレスポンス(高反応/標準/コントロール重視)とステアリングアシスト(重め/標準/軽め)、4輪駆動の前後トルク配分(55:45/50:50/45:55)の設定をパッケージとして提供していた。

今回の仕様変更では「GRヤリス パフォーマンスソフトウエア2.0ライト」として、これらを3つに分割して個別に購入できるようにした。価格は最大トルク引き上げとアクセルレスポンスの設定の組み合わせが8万8000円で、ステアリングアシストの設定が3万8500円、4輪駆動の前後トルク配分の設定が3万3000円。パッケージ購入が14万1400円のため、個別に購入すると少し割高な価格設定となっている。

また、特定のコースでの走行データに基づいてトヨタのデータエンジニアがアクセルレスポンスとステアリングアシスト、前後トルク配分の最適な組み合わせを提案する「パーソナライズイベント」には、ソフトウエアアップデートサービスを購入前のカスタマーも参加できるようになった(料金は3万3000円)。これまでは購入者のみが対象だったので、「まずは試してみたい」という声に応えたかたちだ。次回の走行イベントは2023年11月25日に愛知県の幸田サーキットyrp桐山での開催が予定されている。

なお、今回のソフトウエアアップデートをはじめとしたKINTO FACTORYのサービスは、新車サブスクリプションサービスKINTOの車両だけでなく、一般販売の車両も対象となっている。

(webCG)

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