トライアンフの新型スポーツバイク「デイトナ660」がデビュー
2024.01.09 自動車ニュース![]() |
トライアンフ モーターサイクルズ ジャパンは2024年1月9日、新型スポーツバイク「トライアンフ・デイトナ660」の導入を発表した。
デイトナ660は、既存の「トライデント660」や「タイガースポーツ660」とともにトライアンフの600ccクラスを担うことになるニューモデル。「スリリングでスポーティーな性能、ダイナミックかつ快適な乗り心地を実現し、クラス最高の品質・性能・スペックを誇る一台」とうたわれる。
チューブラースチールペリメーターフレームに抱かれるパワーユニットは659ccの水冷3気筒を大幅に進化させたというもので、最高出力95PS、最大トルク69N・mを発生。3125rpmからピークトルクの80%以上を供給する特性を持ち、スムーズで、快適なライディングが楽しめるとアピールされる。トランスミッションは6段MT(スリップアシストクラッチ付き)。排気系は、3-in-1ヘッダーとステンレススチール製フィニッシャーの備わるコンパクトなサイレンサーとで構成される。
車体のサイズは全長×全幅×全高=2050×735×1145mmでホイールベースは1425mm。シート高は810mm、車重は202kgと公表される。
前後の足まわりは、ショーワ製倒立式フォークと、同じくショーワ製のプリロード調整式モノショックRSUのコンビネーション。310mmのツインディスク式ラジアル4ピストンブレーキや、前後17インチのアルミホイール、「ミシュラン・パワー6」タイヤが組み合わされる。
計器についてはカラーTFTと白黒LCDディスプレイが一体化されており、操作性のよさも自慢。ライディングモードはスポーツ、ロード、レインの3つを用意。スロットルレスポンスとトラクションコントロールの設定が走行環境に合わせ最適化されるため、安心感のあるコントロールが可能になるという。急ブレーキ時にはハザードランプを自動で点灯させ、周りのクルマやバイクなどに注意を促す「緊急減速警告機能」も備わる。
車体色は「スノードニアホワイト×サファイアブラック」「サテングラナイト×サテンジェットブラック」「カーニバルレッド×サファイアブラック」の3種類で、純正アクセサリーは30種類以上ラインナップされる予定。
国内販売価格は現時点では108万5000円。2024年3月末にはデリバリーが開始される見込み。
(webCG)