マクラーレンがオープントップの新型車「アルトゥーラ スパイダー」を発表

2024.02.27 自動車ニュース webCG 編集部
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マクラーレン・アルトゥーラ スパイダー
マクラーレン・アルトゥーラ スパイダー拡大

英マクラーレン・オートモーティブは2024年2月27日(現地時間)、プラグインハイブリッドスポーツモデル「アルトゥーラ」のオープントップバージョンとなる「アルトゥーラ スパイダー」を発表した。

 
マクラーレンがオープントップの新型車「アルトゥーラ スパイダー」を発表の画像拡大
 
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「アルトゥーラ スパイダー」(写真左)と「アルトゥーラ」(同右)。
「アルトゥーラ スパイダー」(写真左)と「アルトゥーラ」(同右)。拡大

アルトゥーラのデビューからちょうど3年を経たタイミングで、そのバリエーションモデルがラインナップに加えられた。

キモとなる電動式リトラクタブルハードトップの、オープン/クローズそれぞれの所要時間は11秒。50km/hまでの車速であれば、走行中でも開閉できる。電子的にルーフの透明度を変えられる「エレクトロクロミックルーフパネル」も選択可能となっている。

アルトゥーラ スパイダーはオープンボディーながら、ドアはクーペと同様、上方に開くタイプ(ディヘドラルドア)となる。一方でボディーワークには、リトラクタブルハードトップのメカニズムとトノカバーをおさめるべく、リアの冷却ベントがクーペよりも後方にレイアウトされるなどの違いがある。

ボディーサイズ(サイドミラー含まず)は全長×全幅×全高=4539×1913×1193mmで、ホイールベースは2640mm。パワートレインは3リッターV6ツインターボエンジン(最高出力605PS、最大トルク585N・m)にモーターを組み合わせたハイブリッドシステムで、システム最高出力700PS、システム最大トルク720N・m。車重は乾燥重量が1457kg、DIN値は1560kgと公表されている。

パフォーマンスについては0-100km/h加速が3.0秒で、最高速は330km/h。これらのスペックは従来のクーペと同じだが、一充電あたりのEV航続距離は、従来型の30kmに対し、33kmへと向上している。

そのほか、走行性能に関して従来型クーペから改良された点としては、8段トランスミッションの変速スピードが、キャリブレーション変更と新たなプレフィル機能により25%速まったことや、プロアクティブダンピングコントロールを備えるサスペンションシステムの反応速度が最大90%アップしドライバーの入力や路面変化に対する反応が向上したことなどが挙げられる。

また、インフォテインメントシステムや先進運転支援システム(ADAS)の充実もセリングポイントとなっており、Apple CarPlay対応のスマートフォンミラーリング機能を標準装備、ワイヤレス充電機能がオプション設定されるほか、「ロードサインレコグニション」「レーンデパーチャーウォーニング」は標準装備となり、「ブラインドスポットモニタリング」「クロストラフィックディテクション」も新たに追加されている。

なお、アルトゥーラ スパイダーのローンチに合わせたこれらの改良は、2025年型となる最新のアルトゥーラ(クーペ)にも適用される。

アルトゥーラ スパイダーと最新型アルトゥーラの注文受け付けは開始されており、デリバリーは2024年半ばに始まる見込みとなっている。

(webCG)
 

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