フロントフェイスを刷新 「プジョー・リフター」のマイナーチェンジモデル上陸
2024.08.22 自動車ニュース![]() |
ステランティス ジャパンは2024年8月22日、プジョーブランドのMPV「リフター」とロングボディーバージョン「リフター ロング」のマイナーチェンジモデルを発表し、同日、販売を開始した。
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プジョー・リフターは、2020年11月に国内導入が発表された2列シート5人乗りのMPV。リフター ロングは、リフターをベースに全長とホイールベースを延ばし3列目シートを搭載した7人乗りのMPVで、2023年1月に導入された。
今回の改良モデルは、プジョーの新世代ブランドロゴや新しいフロントフェイスの採用に加え、各所にさまざまなブラッシュアップが施されている。
エクステリアでは、ライオンの周囲をブラックアウトしたブロック型のエンブレムや、ブロック形状の3本爪を模したデイタイムランニングランプを組み込んだフロントフェイスが目を引く。ヘッドランプおよびフォグランプは、従来のハロゲンからLEDに変更された。「PEUGEOT」レタリングロゴがリアゲートに備わるのも、改良型における特徴である。
インテリアでは、従来型のアナログ式からデジタル式に変更されたメーターパネルや、8インチから10インチへとサイズアップを図ったダッシュボードセンターのタッチスクリーン、進化したインフォテインメントシステムの採用がトピック。車両のソフトウエアアップデートもOTA(オーバー・ジ・エア)で可能となり、ソフトウエアを常に最新の状態に保つことができるようになった。
インストゥルメントパネルはブラウンとブラックのツートンから、グレーとブラックのツートンに変更。「Apple CarPlay」や「Android Auto」といったスマートフォンとの連携に対応するUSBコネクタがType-Cとなり、特徴的な小径ステアリングホイールにはヒーター機能が備わった。シート生地には、エンボス加工を施したファブリックを使用している。
従来型の5人乗りモデルにあった「マルチパノラミックルーフ」および「リアシーリングボックス」を廃止し、リアゲートの間口を最大化。2列目シートを倒した状態の最大荷室容量は、5人乗りのリフターが2126リッター、7人乗りのリフター ロングが2693リッターとなる。
運転支援システムもアップデートされ、アクティブクルーズコントロール(ACC)の作動時には停止後3秒以内の再発進が可能となったほか、任意の位置で車線内のポジションを維持するレーンポジショニングアシストを新たに追加。ACCとスピードリミッターのスイッチ位置が、ステアリングコラムからステアリングホイールのスポーク上に変更された。
外板色は新色の「シルカグリーン」と、「ぺルラネラブラック」「アイシーホワイト」の3色が設定される。
パワートレインは従来モデルと同様で、最高出力130PS/3750rpmと最大トルク300N・mの1.5リッター直4ディーゼルターボエンジンと8段ATの組み合わせ。悪路走破性を高めた走行モードが選択できる「アドバンストグリップコントロール」を搭載している。駆動方式はFWD、右ハンドルモデルのみの設定となる。
価格は「リフターGT」が448万円、「リフター ロングGT」が468万円。
(webCG)