ボルボが「2030年までの新車全EV化」を調整 EVとPHEVで90~100%を構成
2024.09.06 自動車ニューススウェーデンのボルボ・カーズは2024年9月4日(現地時間)、2030年までに新車の全ラインナップを電気自動車(EV)にするというこれまでの電動化目標を調整し、2030年までに世界販売台数の90~100%を電動化車両(充電機能を備えるEVとプラグインハイブリッドモデル)とすることを目指すと発表した。
今回の発表は、世界的なEVの市場環境や需要の変化にともない決定されたもの。残りの0~10%については、必要に応じて限られた数のマイルドハイブリッドモデルを販売できるようにするという。
なお同社によれば、完全な電動化という長期的な目標には引き続きコミットしており、長期的な投資計画と製品戦略は依然としてEVへの移行に向けられるとのこと。今回の目標調整が資本支出計画に重大な影響を与えることはないとしている。
また、電動化に関する目標調整にともない、CO2削減に関する目標も見直される。2030年までに、車両一台あたりのCO2排出量を、2018年を基準として65~75%削減することを目指す。2025年の目標値については、「40%削減」という従来の目標から、2018年を基準として30~35%削減に改めるという。
(webCG)
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