ロータスが「エミーラ」2025年モデルのラインナップを発表
2024.10.01 自動車ニュース英ロータスは2024年9月30日(現地時間)、ミドシップスポーツカー「エミーラ」2025年モデルのラインナップを発表した。
ロータス・エミーラは2022年に登場したニューモデルで、「ロータスがつくり上げた最高で最後のミドシップエンジン車両」と紹介された。デビュー当初は3.5リッターV6スーパーチャージャー付きエンジン搭載の「エミーラV6ファーストエディション」と、メルセデスAMG製の2リッター直4エンジン搭載の「エミーラ ファーストエディション」をラインナップ。2021年10月に前者の、2022年4月に後者の受注がスタートした。
今回発表された2025年モデルは、ラインナップを「エミーラ ターボ」「エミーラ ターボSE」「エミーラV6」に一新。エミーラ ターボは最高出力365PS、エミーラ ターボSEは同406PSの2リッター直4ターボエンジンを、エミーラV6は406PSの3.5リッターV6スーパーチャージャーエンジンを搭載する。
エミーラ ターボは、グロスシルバーの新型「20インチ10スポーク軽量鋳造アロイホイール」とブラックブレーキキャリパーが備わるシングルピースブレーキディスク、ツーリングサスペンション、エミーラ専用に開発された「グッドイヤー・イーグルF1スーパースポーツ」タイヤなどで足まわりをリフレッシュ。新デザインのフットペダルやテクニカルファブリックヘッドライナー、ブラックレザーインテリア、12ウェイ電動シートの採用が特徴として挙げられる。「ビビッドレッド」の外板色も設定される。
2リッター直4ターボエンジンの出力を40PS、トルクを50N・mアップさせたエミーラ ターボSEは、スポーツサスペンションセッティング、アップレートクロスドリルド&ベンチレーテッド2ピースブレーキディスク、レッドブレーキキャリパー、「20インチVスポーク鍛造サテングレーホイール」、ローンチコントロールを含む「ロータスドライバーズパック」が標準装備とされる。インテリアではアルカンターラのヘッドライナーが、エクステリアでは新しい「エミーラ ターボSE」バッジや「ブラックロータスブランディング」「ブラックロータスバッジ」「ブラックテールパイプ」が特徴となる。パフォーマンスについては最高速が19km/hアップした294km/h、0-100km/h加速が4.0秒と発表されている。
エミーラV6は、クロスドリルド&ベンチレーテッド2ピースブレーキディスク、ツーリングサスペンション、マニュアル車用リミテッドスリップディファレンシャル、イーグルF1スーパースポーツタイヤなどを採用。ヘッドライニングやAピラーなどにブラックのテクニカルファブリックが用いられたほか、新しいブランドロゴも採用されている。
価格はエミーラ ターボが1742万4000円、エミーラ ターボSEが1804万円で、2024年10月1日に注文受け付けを開始。エミーラV6については、同年第4四半期中に価格と注文受け付け開始時期が発表される予定だ。
(webCG)