「メルセデスAMG GTクーペ」に2リッターターボ搭載の新グレード「GT43」が登場

2024.11.29 自動車ニュース webCG 編集部
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メルセデスAMG GT43クーペ
メルセデスAMG GT43クーペ拡大

メルセデス・ベンツ日本は2024年11月28日、高性能スポーツカー「メルセデスAMG GTクーペ」に新グレード「GT43クーペ」を設定し、同日、販売を開始した。

 
「メルセデスAMG GTクーペ」に2リッターターボ搭載の新グレード「GT43」が登場の画像拡大
 
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メルセデスAMG GT43クーペは、2リッター直4ターボエンジンを搭載したAMG GTクーペのエントリーモデルである。同エンジンの採用は、「4ドア」を含めAMG GTシリーズで初のこととなる。

この「M139」型エンジンはF1由来の電動ターボチャージャーを搭載しており、421PSの最高出力と500N・mの最大トルクを発生。9段の多板クラッチ式AT「AMGスピードシフトMCT」を介して後輪を駆動し、0-100km/h加速は4.6秒という動力性能を発揮する(欧州仕様)。

いっぽう、足まわりはアルミ製のショックアブソーバーと軽量コイルスプリングからなる「AMGサスペンション」を標準で採用。上級モデルの「GT63 4MATIC+クーぺ」に装備される「AMG RIDE CONTROLサスペンション」や「AMGダイナミックエンジンマウント」「AMGダイナミックプラスパッケージ」「AMGイエローブレーキキャリパー」「電子制御AMGリミテッドスリップデフ」「リアアクスルステアリング」も、リアウイングスポイラーとセットで有償オプション「AMGドライビングパッケージ」として用意される。

外装もGT63とは異なり、トレッド幅および前後フェンダーの幅を抑えることでボディーをスリム化。全幅はGT63より55mm狭い1930mmとなっている。またフロントには車幅いっぱいの大きなエアインレットを備えたエプロンを採用。リアエプロンも同車専用のデザインとなっており、丸型のダブルテールパイプトリムが特徴とされている。足もとの仕様は、前:265/40R20、後ろ:295/35R20サイズのタイヤと20インチアルミホイールの組み合わせが標準で、オプションで21インチの鍛造アルミホイールも用意される。

シートレイアウトもGT63とは異なり、“2+2”の4人乗りが標準。後席は可倒式で、背もたれを倒せば積載容量を675リッターまで拡張できるという。

価格は1650万円。

(webCG)

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