フォード、新エンジン搭載のマスタング発売
2010.10.27 自動車ニュースフォード、「マスタング」のパワートレインを一新し、発売
フォード・ジャパン・リミテッドは2010年10月25日、スペシャルティカー「マスタング」シリーズのパワートレインを一新し、発売した。
今回変更を受けたのは「マスタング」「マスタングコンバーチブル」のすべてのグレード。
V8モデルはこれまでの4.6リッターV8 SOHCエンジンに代わって、新設計の5リッターV8 DOHCエンジンを搭載、V6モデルも、これまでの4リッターV6 SOHCエンジンに代わり、3.7リッターV6 DOHCエンジンが新たに搭載された。両エンジンともに、吸排気独立可変バルブタイミング機構「Ti-VCT」を採用することで出力を大幅に向上。V8モデルでは最高出力418ps(従来比99psアップ)、V6モデルは309ps(従来比96psアップ)を実現している。また、6段オートマチックトランスミッションが新採用され、パワーステアリングはこれまでの油圧式からエンジン駆動の負荷を低減する電動パワーアシスト式に変更を受けたことで、燃費の向上も実現したとうたわれる。
さらに、スタビライザーの大径化やストラットタワーバーの標準装備(V8 GTモデル)などで、ボディ剛性を向上。ブレーキディスクローターも大径化、ダンパーとスタビライザーブッシュもパフォーマンスアップにあわせてチューニングされ、「よりダイナミックでエキサイティングな走りを楽しめる」(プレスリリース)ようになったという。
このほか、V8モデル同様V6モデルにもリアスポイラーを標準装備。タイヤサイズも従来型より1インチアップの19インチ(V8モデル)と18インチ(V6モデル)となった。
各モデルの価格は以下のとおり。
マスタングV8 GTコンバーチブル プレミアム(FR/6AT):570万円
マスタングV8 GTクーペ プレミアム(FR/6AT):500万円
マスタングV6 クーペ プレミアム(FR/6AT):430万円
(webCG 本諏訪)
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