伊マセラティが「グランカブリオ」のエントリーモデルを発表 490PSのV6ツインターボを搭載
2025.02.28 自動車ニュース![]() |
伊マセラティは2025年2月21日(現地時間)、スイスで開催された雪上イベント「THE I.C.E. St Moritz」において、最高出力490PSの「ネットゥーノ」エンジンを搭載するオープンスポーツカー「グランカブリオ」と、カスタマイズプログラム「フォーリセリエ」による世界に1台だけとなる「グランカブリオ トロフェオ“ONE of ONE–THE I.C.E.”」を発表した。
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マセラティ・グランカブリオは、2ドアクーペ「マセラティ・グラントゥーリズモ」をベースとする4シーターのオープントップモデルで、先に最高出力550PSの3リッターV6ツインターボエンジン搭載の高性能バージョン「グランカブリオ トロフェオ」が発売された。
今回のグランカブリオは、同シリーズのエントリーモデルとしてラインナップ。4WDとエアサスペンションが標準仕様となるシャシーに最高出力490PSの3リッターV6ツインターボエンジンが組み合わされ、パフォーマンスは0-100km/h加速が4秒、最高速が300km/hと公表される。
外板色のバリエーションが刷新されたのもグランカブリオにおけるトピックで、「ヴェルデジャダ」をはじめとするエレガントな色合いを追加したという。
また、グランカブリオと同様に、2ドアクーペモデルのグラントゥーリズモにも490PSの3リッターV6ツインターボエンジンを搭載するエントリーモデルが設定される。価格はグランカブリオが2363万円、グラントゥーリズモが2188万円。
いっぽうのグランカブリオ トロフェオ“ONE of ONE–THE I.C.E.”は、3層構造の「アイスリキッドトライコート」と呼ばれる専用ボディーカラーをまとったスペシャルモデル。特製のバッジやグロスホワイト仕上げのサイドエアインテーク、「アストレオデザイン」の鍛造ホイールとグロスブルーのブレーキキャリパー、「ブルーマリン」のソフトトップを採用したエクステリアに、「アイスカラー」のレザーと3Dタッチカーボンファイバーを用いたインテリアが組み合わされている。
(webCG)