マイルドハイブリッドシステム搭載の「フィアット600ハイブリッド」発売

2025.05.27 自動車ニュース webCG 編集部
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フィアット600ハイブリッド(写真はすべて上級グレード「600ハイブリッド ラプリマ」のもの)
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ステランティス ジャパンは2025年5月26日、フィアットのコンパクトSUV「フィアット600(セイチェント)ハイブリッド」の販売を開始した。

「600ハイブリッド」のリアビュー。写真はボディーカラーが「スカイ ブルー」のモデル。
「600ハイブリッド」のリアビュー。写真はボディーカラーが「スカイ ブルー」のモデル。拡大
「600ハイブリッド ラプリマ」のインテリア。
「600ハイブリッド ラプリマ」のインテリア。拡大
シートの表皮は「FIAT」モノグラムでデザインされている。
シートの表皮は「FIAT」モノグラムでデザインされている。拡大
「サンセット オレンジ」カラーのモデル。
「サンセット オレンジ」カラーのモデル。拡大
「ホワイト」カラーのモデル。
「ホワイト」カラーのモデル。拡大
「シー グリーン」カラーのモデル。
「シー グリーン」カラーのモデル。拡大

フィアット600ハイブリッドは、2024年9月に国内導入を発表した電気自動車「600e」に続く「600」シリーズの第2弾モデル。1.2リッター直3ガソリンターボエンジン(最高出力136PS、最大トルク230N・m)に48Vリチウムイオンバッテリーと電気モーター(同22PS、同51N・m)を組み合わせたマイルドハイブリッドパワーユニットを搭載する。

電動モーターのアシストによる低速からのスムーズで心地よい加速が自慢で、約30km/hまでの速度域では100%電動走行も可能。メーカーは「信号待ちの多い市街地走行では、1時間あたり約50%はエンジンを使用しない状態となり、市街地での実用燃費を飛躍的に向上させることができる」とうたう。WLTCモードの燃費値は、ベースグレード「600ハイブリッド」が23.2km/リッター、上級グレード「600ハイブリッドLa Prima(ラプリマ)」が23.0km/リッターである。

デザインについては「“BIG SMILE”をコンセプトに、いたずら心を感じさせるような笑顔を表現した」というフロントフェイスがチャームポイント。600ハイブリッド ラプリマには、より大径の18インチホイールが組み合わされるほか、グロスブラック仕上げのミラーキャップやクローム仕上げのサイドウィンドウモールディングなどが装着され、差異化が図られる。ボディーカラーは「スカイ ブルー」「サンセット オレンジ」「ホワイト」「シー グリーン」の4色展開だ。

一方インテリアは、2スポークステアリングや丸型メータークラスター、楕円(だえん)形のダッシュボードパネル、「FIAT」モノグラム入りのシート表皮などが特徴。600ハイブリッドはボディー同色のダッシュボードとブラックのファブリックシートが組み合わされ、600ハイブリッド ラプリマはアイボリーのダッシュボードとエコレザーシートのコンビネーションとなる。ストップ&ゴー機能付きのアダプティブクルーズコントロールやレーンポジションアシストは上級グレードのみに搭載される。

価格は以下のとおり。

  • 600ハイブリッド:365万円
  • 600ハイブリッド ラプリマ:419万円

このうち600ハイブリッド ラプリマには、数量限定で“ローンチプライス”を設定。600台に限り20万円安の399万円で販売される。

(webCG)

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