三菱が3列7人乗りの新型SUV「デスティネーター」を世界初公開

2025.07.18 自動車ニュース webCG 編集部
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三菱デスティネーター
三菱デスティネーター拡大

三菱自動車は2025年7月17日、インドネシアにおいて、新型ミッドサイズSUV「デスティネーター」を世界初公開した。

 
三菱が3列7人乗りの新型SUV「デスティネーター」を世界初公開の画像拡大
 
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三菱デスティネーターは、「The Confidence Booster for Energetic Families(いきいきとした家族が自信を持って一歩踏み出せるよう後押しする)」を商品コンセプトに掲げて開発された、3列シートを持つ7人乗りのSUV。クロスオーバーMPV「エクスパンダー」やコンパクトSUV「エクスフォース」に続くインドネシア発の世界戦略車第3弾として、アセアン地域を中心にグローバルに展開される。

ボディーサイズは全長×全幅×全高=4680×1840×1780mmで、ホイールベースは2815mm。外観では、ハニカム形状のインナーグリルを透明なアクリルのアウターグリルで覆ったフロントグリルや、そのグリルとランプ、バンパーを水平・垂直基調でまとめたフロントフェイス、「ヘキサガードホライズン」と呼ばれるコンセプトでデザインされたリアまわりなどが特徴。

車内においては、インストゥルメントパネルをドアトリムまでつながるダイナミックな形状としたうえで、ソフトマテリアルで覆うなどして上質さを演出。キャビン後方については、2列目シートに前後100mmのスライド機構が備わっており、3列目シート用のエアコン吹き出し口も用意される。

そのほか、チルト&スライドおよびセーフティー機構付きの電動パノラマサンルーフや、64色のアンビエントライト、2列目シート用のシートバックテーブル&ポケット、各席用のUSBポートなども装備。ロングドライブでもリラックスして過ごせるとアピールされる。

インフォテインメント系の表示デバイスは、12.3インチのディスプレイオーディオと8インチのデジタルドライバーディスプレイで構成。ヤマハと共同開発した8スピーカーのオーディオシステム「Dynamic Sound Yamaha Premium」も搭載される。

パワーユニットは最高出力163PS、最大トルク250N・mを発生する1.5リッター直4ターボエンジンで、CVTを介して前輪を駆動する。「FF車でありながら、三菱が培ってきた四輪制御技術により、さまざまな路面や天候で安全・安心で快適な走りを提供するSUVならではの走破性を実現した」というのが自慢だ。

三菱デスティネーターは、2025年7月23日に開幕する第32回インドネシア国際オートショーに展示され、同時に販売が始められる。その後は、ベトナム、フィリピンなど他のアセアン地域や、南アジア、中南米、中東、アフリカなどに順次投入する計画となっている。

デスティネーターの主なスペックは以下のとおり。

  • ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4680×1840×1780mm
  • ホイールベース:2815mm
  • 最低地上高:214mm(アンダーカバー非装着時は244mm)
  • 車重:1495kg
  • 駆動方式:FF
  • エンジン:1.5リッター直4 DOHC 16バルブ ターボ
  • トランスミッション:CVT
  • 最高出力:163PS(120kW)/5000rpm
  • 最大トルク:250N・m(25.5kgf・m)/2000-4000rpm
  • タイヤサイズ:(前)225/55R18/(後)225/55R18

(webCG)

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