スズキが新型バイク「SV-7GX」を発表 排気量645ccのアドベンチャーモデル
2025.11.06 自動車ニュース 拡大 |
スズキは2025年11月4日、イタリア・ミラノで開催されているモーターサイクルショー「EICMA 2025」(会期:11月4日から9日)で、新型モーターサイクル「SV-7GX」を発表した。
「GSX-S1000GX」ゆずりの万能スポーツツアラー
スズキSV-7GXは、排気量645ccのV型2気筒エンジンを搭載したクロスオーバーモデルである。上位モデルである「GSX-S1000GX」のコンセプトやアグレッシブなデザインを踏襲した、ストリートモデルのスポーツ性とアドベンチャーモデルの快適性を融合させた機種と説明されている。
走りについては、「SV650」シリーズで高い評価を得ているVツインエンジンを採用することで軽快な走行性能を確保。同時にアップライトなライディングポジションやリアキャリア、3段階に調整可能なウインドスクリーン付きハーフカウル、ナックルカバーなどを装備することで、ツーリングでの快適性を追求している。
さらに、道路状況などに合わせてエンジンの出力特性を調整できる「スズキドライブモードセレクター(SDMS)」や、タイヤの空転を検知してエンジン出力を制御するトラクションコントロール、シフトアップ/ダウンの両方に対応したクイックシフターなどからなる電子制御システム「S.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)」も搭載。安心で快適なライディングをサポートするとしている。
車体は高い剛性と柔軟性を併せ持つ軽量なスチール製トレリスフレームで、スリムでコンパクトなVツインエンジンや疲れにくく足つきのよいシートを組み合わせることで、長距離ツーリングでの快適性と普段の街乗りでの安心感を両立。明るさと広い配光が特徴の小型プロジェクターランプや容量17.4リッターの燃料タンクなどにより、利便性も高めているという。
カラーリングは「ブルー」「ブラック」「グレージュ」の3種類。2026年より北米・欧州を中心に、各国で順次販売を開始するとしている。
(webCG)




































