ロールス・ロイスが“8ビット アーケードゲームの世界”を投影したワンオフモデル「ブラックバッジ ゴースト ゲーマー」を発表
2025.11.21 自動車ニュース 拡大 |
ロールス・ロイス・モーター・カーズは2025年11月19日(現地時間)、ビスポークモデル「ロールス・ロイス・ブラックバッジ ゴースト ゲーマー」を発表した。
ブラックバッジ ゴースト ゲーマーは、1970年代後半から1980年代初頭に見られたビンテージビデオゲームの“8ビットの世界”にインスピレーションを得て仕立てたというビスポークモデル。
ゲームそのものはもちろん、アーケードホールのアーカイブ画像、オリジナルのプロモーションやアートワークに至るまで、当時の世界観を幅広く研究したうえで、ユーザーが車両自体を“没入体験”と感じられるようデザインしたという。
エクステリアは、クラシックなアーケードゲーム機が持つメタリックな質感とネオンの輝きの美学を反映すべく、「サラマンカ・ブルー」×「クリスタルオーバー・ダイヤモンドブラック」のツートンカラーで塗られ、初期のビデオゲームに見られるビットマップグラフィックを想起させる「チーキー・エイリアン」と呼ばれるモチーフが描かれている。
ブラックの「イルミネーテッド・パンテオングリル」や、同じくブラックのブレーキ・キャリパー、22インチの「7スポーク鍛造ブラックバッジ・ホイール」も特別な装備のひとつである。
1970年代後半のビデオゲームアーケードの論理とビジュアル言語はインテリアにも反映されており、ドアシルレートには「PRESS START」「LOADING...」「LEVEL UP」「INSERT COIN」といったアーケードゲームならではのメッセージが添えられ、前席の背もたれには、8ビットスタイルのフォントで「PLAYER 1」「PLAYER 2」の刺しゅうが、後席には「PLAYER 3」「PLAYER 4」の刺しゅうが施される。
リアのシートの間にはステンレス製の「空飛ぶ円盤」2機が、手描きの月面シーンと星空を背景に浮かび、テクニカルファイバー面には「イースターエッグ」が隠されている。天井が星空のように輝くロールス・ロイス自慢の「スターライト・ヘッドライナー」にもカスタマイズが施されており、ビットマップ化された80隻のバトルクルーザーがキャノピー全体に広がり、レーザー発射の演出が楽しめるようになっている。
なお、ロールス・ロイスによれば、ブラックバッジ ゴースト ゲーマーのオーナーはテック起業家とのこと。
(webCG)





































