「キャデラック・リリック」の高性能バージョン「リリックV」が上陸
2026.03.25 自動車ニュース 拡大 |
ゼネラルモーターズ・ジャパンは2026年3月25日、キャデラック初の電気自動車(EV)「キャデラック・リリック」をベースに開発された高性能モデル「キャデラック・リリックV」を国内に導入すると発表した。注文の受け付けは同年6月21日までの期間限定で、デリバリーの開始時期は2027年初頭になる見込み。
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キャデラック・リリックVは、キャデラックのパフォーマンス・サブブランドである「Vシリーズ」初のフル電動SUV。「最新EVとしての先進の技術と卓越したパフォーマンス、キャデラックならではの洗練されたラグジュアリーが融合した究極のマシン」とうたわれる。
前後2基のモーターで構成される4WDシステムは、トータル646PSの最高出力と、904N・mの最大トルクを発生。専用ドライブモードを選択することにより、キャデラック史上最速とされる0-96km/h加速3.3秒というパフォーマンスを実現する。
足まわりは同モデル専用にセットアップされたマルチリンク式サスペンションで、ラグジュアリーSUVにふさわしい快適性と、力強い走り、優れた旋回性能を追求。フロントブレーキにはブレンボ製6ピストンブレーキキャリパーがおごられている。
走行モードは5種類から選択可能。「ツアー」「スポーツ」「スノー/アイス」に加え、アクセルレスポンスやブレーキフィール、サスペンション、ステアリング、サウンドエンハンスメントに至るまで、各種の設定を好みに応じて記録できる「マイモード」、さらに同モデル専用の「Vモード」が用意される。
Vモードはマイモードと同様にカスタマイズ可能であり、Vモードボタンを2度押すことで、通常走行時の車両姿勢電子制御を抑えて走りのパフォーマンスを高める「コンペティティブ」モードに切り替わる。さらに長押しすれば、ローンチコントロールが利用可能な「ヴェロシティマックス」モードへと移行し、レース由来の圧倒的なパワーと加速を提供するという。なお、コンペティティブモードとヴェロシティマックスモードは、クローズドコースに限り使用可能となっている。
リリックVのボディーサイズは全長×全幅×全高=5005×1985×1640mmと公表されており、ベースモデルのリリックとの違いは全長が10mm長いだけ。外観上は、ダークカラーに仕上げられた専用のリバースリムVシリーズスタイルホイール(22インチサイズ)や、独自のフロントフェイシアおよびサイドロッカーデザイン、Vシリーズのロゴなどが特徴だ。
車内には、Vシリーズ専用の画面構成となる33インチディスプレイや、Vバッジと前述のVモードボタンが付いたステアリングホイールを装備。前席はヘッドレスト部にスピーカーを内蔵する「V」ロゴ付きのパーフォレーテッドナッパレザーシートとなる。
日本仕様車の一充電走行距離については未公表ながら、欧州WLTPモードでの値は471kmとなっており、インポーターによれば「国内のWLTCモードでは500km以上になるものと思われる」とのこと。使用する充電器の規格は国内で広く普及しているCHAdeMO方式で、「テスラのスーパーチャージャー」として知られるNACS規格には対応していない。
キャデラック・リリックVの価格は1890万円。ボディーカラーは「ラディアントレッド ティントコート」「エメラルドレイク メタリック」「ステラーブラック メタリック」「アージェントシルバー メタリック」「バイブランドホワイト トライコート」の全5色で、ハンドル位置は右のみとなる。
(webCG)







































