三菱デリカD:5 P(前編)
2026.05.07 あの多田哲哉の自動車放談 さまざまなクルマの開発を取りまとめてきた多田哲哉さんが今回試乗するのは、年々人気が高まりつつある三菱のミニバン「デリカD:5」。その最新型に触れて、多田さんの印象に残ったこととは?期待を超える右肩上がり
去る2026年4月16日、三菱はちょっと興味深いプレスリリースを出した。それによると、デリカD:5の2025年度(2025年4月~2026年3月、以下同様)の国内年間販売台数が、2007年の同車の発売以来で過去最高となる2万6379台を記録したという。
思い返せば、デリカD:5が現在の「ダイナミックシールド」顔になった2018年のビッグマイナーチェンジ当時、「デビューから10年以上が経過しながらも、国内で年間1万台が安定して売れている」と開発陣が胸を張っていた。しかし、そのビッグマイチェン以降の売り上げは、三菱の期待をはるかに超えることになったわけだ。
日本自動車販売協会連合会が現在公表している統計データによると、デリカD:5の年間登録台数(≒販売台数)は、2021年度に前年比108%以上の約1万4000台となったかと思えば、続く2022年度と2023年度は約1万7000台まで伸びた。そして2024年度には、さらに約2万2000台の大幅増となり、この2025年度、ついに過去最高の2万6000台まで積み上げた。まさに右肩上がりである。
そんなデリカD:5の、昨2025年末に再びマイナーチェンジされたばかりの最新型を試乗した多田さんは開口一番「やっぱりディーゼルっていいですね。走りだしのトルク感など、こういうのが好きな人にはたまらないでしょう」と笑った。そして「デリカD:5を何台も乗り継ぐ人がいるそうですが、その気持ちも少しは理解できます」と続けた。
カーマニアの間では「86」や「スープラ」を手がけたトヨタ屈指のスポーツカーエンジニアとして知られる多田さんだが、実はスポーツカーを手がける前には2代目「ウィッシュ」や「アイシス」など、ミニバンのチーフエンジニア経験も持っている。
「ミニバンを自分で所有したことはありませんが、開発をしている時には、会社にあるミニバンで毎日通勤していました」と振り返る。
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