ホンダN-ONE e:L(前編)

2026.03.12 あの多田哲哉の自動車放談 多田 哲哉 軽自動車の世界において「N」シリーズで存在感をみせるホンダ。そのフル電動バージョンたる「N-ONE e:」の仕上がりやいかに? トヨタでさまざまなクルマを開発してきた多田哲哉さんがチェックした。
【webCG】クルマを高く手軽に売りたいですか? 車一括査定サービスのおすすめランキングを紹介!

よく考えてつくられている!

N-ONE e:はその名のとおり、エンジンを搭載した軽乗用車(以下、軽)の「N-ONE」をベースとした電気自動車である。しかし、エクステリアの前後エンドが「e:」ならではの造形になるほか、インテリアもほぼ専用デザインだ。

「インテリアのとてもシンプルなつくりには好感が持てます。とくに感心したのが、シートです」と多田さん。実際、N-ONE e:は座面シート形状もベースのN-ONEとはちがっていて、ウレタンの硬度も変更されているという。もっというと、座面後端もN-ONEより高く、ステアリング位置も37mmドライバーに近づけられている。

「座面は凹凸のない形状で、座った瞬間のあたりも柔らかいので、最初は大丈夫かなと思いました。でも、実際に走ってみると、よくできたフランス車のシートを思わせます」

「座面がフラットなので小柄な女性でも乗り降りがしやすいはずです。しかも、座面もシートバックもうまく沈み込んで、コーナーでもそれなりに体を支えてくれます」

「ステアリングホイールも、なるほど若干近くなっていて、軽としてはドライビングポジションも悪くありません。後席も子供が乗るならまったく問題ありません。視線も後席より上がっているのでクルマ酔いもしにくそうです」

N-ONE e:のインテリアに、多田さんは感心しきり。「このスマホを置く場所も非常によく考えられていますね」と、多田さんが指摘したのはN-ONE e:専用の「インパネトレー」である。

 
ホンダN-ONE e:L(前編)の画像拡大
 
ホンダN-ONE e:L(前編)の画像拡大
 
ホンダN-ONE e:L(前編)の画像拡大
 
ホンダN-ONE e:L(前編)の画像拡大