ホンダCR-V e:HEV RSブラックエディション(後編)

2026.06.11 あの多田哲哉の自動車放談 多田 哲哉 トヨタでさまざまなクルマの開発を取りまとめてきた多田哲哉さん。最新世代の「ホンダCR-V」の仕上がりに感心する一方で、ホンダに限らず気になる点があるというのだが……。その“大きな課題”とは?
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よくつくり込まれてはいる

CR-Vといえば、今のホンダのベストセラーであり、同じくトヨタのベストセラーである「RAV4」とは永遠のライバルでもある。

「CR-Vは世界中でたくさん売れて、ホンダの屋台骨を支えているクルマですね。最近はEV事業からの撤退など、経営的な問題がちょっと話題になっていますが、とにかくCR-Vが売れないとホンダは本当に厳しいでしょう」と多田さん。

ちなみにCR-Vのグローバル年間販売台数は約70万台。RAV4のそれは約100万台。中国市場での販売台数は、CR-Vが約20万台なのに対して、RAV4が約30万台。そして日本を含むその他のアジアや欧州、中東、中南米、アフリカなどでの販売台数もCR-Vが約10万台、RAV4で30万台と差があるのだが、最大の市場である北米市場では約40万台とガチンコ勝負となっている。

「このクルマは技術的にはよくできていると思います。乗り味という意味では、なんら不満なく、完成度は高いです」

「インテリアのつくりもソツなくまとめられていて、各部の部品もけっこういいものを使っていますね。日本での価格はRAV4より若干高いようですが、そのぶんインテリアの素材にもいいものを使っています」

本連載を定期的にご覧いただいている向きならお気づきのように、多田さんは普段、先代の「RAV4 PHV」に乗っている。次なる乗り換え候補の一台として、新型RAV4もすでにチェック済みとか。

 
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