プジョー407の後継車は「508」

2010.07.21 自動車ニュース

プジョー407の後継車は「508」

仏プジョーは2010年7月12日、「407」の後継モデル「508」の概要を発表した。9月30日から開催されるパリモーターショーで一般公開され、本国では来年初めに発売される予定だ。

■「607」と「407」の中間サイズ

エクステリアデザインは従来のプジョーとは一線を画する新しいもの。今年3月のジュネーブショーで披露されたコンセプトセダン「5 By Peugeot」のイメージをほぼ踏襲するものとなっている。スタイリングを貫く“デザイン言語”は今年1月に公開された「プジョーSR1」で披露されたものであり、同社はその特徴を「エレガントで、バランスがよく、時に左右されない」と説明している。

シャシーはPSAプジョー・シトロエン・グループで“プラットフォーム3”と呼ばれるものが使われており、全長はセダンが4.79m、ステーションワゴンの「SW」が4.81mである。現行の「407」と比較すると、セダンで約10cm、ワゴンで約3cm長い。上級モデルの「607」(全長4.90m)と「407」のちょうど中間に位置する大きさにあたり、それゆえに懐かしい「500」台の車名を復活させたものと思われる。

外観同様、内装も現代的でハイテクイメージなデザインに一新されている。同時に高品質なフィニッシュも実現した。ボディサイズを拡大したぶん、室内とラゲッジスペースに余裕が生まれ、実用性も高まっているという。

■4WDハイブリッド仕様の予定も

一方で、環境性能の向上もこのクルマにおける重要なテーマであり、車重および空力性能の最適化のほかに、ドライブトレインの刷新も見どころとなっている。そのひとつめが「e-HDi」と呼ばれるユーロ5適合のディーゼルのドライブトレインである。これはエンジン自体の効率化のほか、最新のスターター兼オルタネーターによるスタート&ストップ(アイドリングストップ)システム、「Eブースター」と呼ばれるバッテリー補助装置、回生ブレーキ用のオルタネーター制御システムなどで構成されるもので、通常のディーゼル(HDi)と比較して、都市部の燃費は最大で15%改善されるという。2012年にはPSAグループが販売する全HDi(ディーゼル)の30%をe-HDiにしたい考えで、翌2013年には累計100万台の販売達成を目標としている。

さらに「508」の発売から数カ月後に、CO2排出量を99g/kmまで抑えた200psの「HYbrid4」が加わる予定だ。これはその名のとおりハイブリッドの4WD車で、前輪をエンジンで、後輪をモーターで駆動するようになっている。

ヨーロッパ向けの「508」はフランス西部のレンヌ工場で生産され、2011年には中国武漢市での生産も始まる。

(webCG 竹下)

「プジョー508」
「プジョー508」 拡大
 
プジョー407の後継車は「508」の画像 拡大
 
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こちらは、ワゴンモデルの「508SW」。
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