新型「VWクロスポロ」、販売開始
2010.06.29 自動車ニュース2代目「フォルクスワーゲン・クロスポロ」、発売
フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは2010年6月29日、新型「クロスポロ」を日本に導入。同日に発売した。
■より強く、よりエコに
2006年9月に日本デビューした「フォルクスワーゲン・クロスポロ」。今回、2代目となる新型が発売された。
「クロスポロ」は、その名が示すとおり、コンパクトハッチバックの「ポロ」にSUVテイストを加えた、クロスオーバーモデルだ。
専用デザインの前後バンパーや、そのバンパーからフェンダーまでボディをぐるりと取り囲む黒いウレタンのプロテクター、ルーフレール、17インチアルミホイールなどで、ノーマルポロとは異なる活動的な雰囲気を演出。インテリアも、ツートーンのスポーツシートなどで個性を主張する。
実際のボディサイズは、全長×全幅×全高=4000×1710×1505mmで、ホイールベースは2470mm。ノーマルな外観の「ポロTSIハイライン」に比べると、5mm長く、25mm幅広く、30mm高い寸法で、最低地上高は、15mm高くなっている。
見た目のほかに注目なのが、心臓部だ。
搭載されるエンジンは、「ゴルフ」や「ポロ」でも既に採用されている1.2リッターターボの「TSIユニット」(105ps/5000rpm、17.8kgm/1550-4100rpm)。7段の2ペダルMT「DSG」が組み合わされ、10・15モードで18.6km/リッターの燃費性能を発揮する。
1.6リッターNAユニットにATを組み合わせた先代モデルに比べ、最高出力はそのまま、最大トルクは18%増しに。いっぽう、燃費値が29%向上したのが自慢。エコカー減税とエコカー補助金の対象車であることも、セリングポイントとなっている。
ボディカラーは、先代でもイメージカラーとなっていた「マグマオレンジ」のほか、レッド、シルバー、ブラック系の3色も用意。モノグレードで、価格は260.0万円だ。
(webCG 関)