日産:パドックから眺める「GT-R」は格別【東京オートサロン2010】

2010.01.15 自動車ニュース 生方 聡
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【東京オートサロン2010】日産:パドックから眺める「GT-R」は格別

日産、オーテックジャパン、およびニスモが出展する日産ブースは、レース時に使われるトランスポーター2台が持ち込まれるなど、パドックのような雰囲気に包まれている。

■サーキット“スペシャル”な「GT-R」

レーシングカーからミニバンまで、さまざまなモデルが展示される日産ブース。そのなかにあって、強い存在感を示していたのが「NISMOクラブスポーツパッケージ」を装着した「GT-R」だ。サーキット走行を楽しむために、サスペンションをはじめ、タイヤ&ホイール、カーボンバケットシート、チタンエグゾーストシステムなどをパッケージ化したこのキットは、すでに2008年8月から販売されているものだが、今回の展示ではベース車両として2010年モデルが用いられたことに加え、近日発売予定の「NISMOデータロガーキット」が組み込まれたのがミソ。これを使えば、走行データをUSB経由でPCにダウンロードし、ドライビングスタイルの解析が可能になる。このNISMOデータロガーキットは2010年モデルの「GT-R」に対応。スポーツドライビングの愛好者には、ドライビングテクニックを磨くうえで、力強い味方となるに違いない。

GT-Rの背後には、ピットさながらの雰囲気のもと、2008年にSUPER GTでドライバーズチャンピオンを獲得した「XANAVI NISMO GT-R」が展示されている。子供と女性に限り、レーシングカーへの乗り込み体験も可能である。また、このマシンのミニカーが数量限定(996個)で販売されるから、入手希望の方は早めに足を運んだほうがいいだろう。

このほかにも、2010年1月6日にマイナーチェンジした「スカイライン/スカイラインクーペ」(スポーティパッケージ装着車)や、オーテックが手がけるライダーシリーズなど、スポーティさがあふれる日産ブースである。

(文=生方聡)


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「GT-R NISMOクラブスポーツパッケージ装着車」
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NISMO開発グループの岡村潤平GMと、NISMOオプションパーツ開発ドライバーである影山正美氏による、トークショーも行われた。
NISMO開発グループの岡村潤平GMと、NISMOオプションパーツ開発ドライバーである影山正美氏による、トークショーも行われた。 拡大
「XANAVI NISMO GT-R」の体験乗車は小学生以下限定。
「XANAVI NISMO GT-R」の体験乗車は小学生以下限定。 拡大

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