ポルシェ、第3のボクスター「スパイダー」を発売
2009.11.11 自動車ニュースポルシェ、第3のボクスター「スパイダー」を発売
ポルシェ ジャパンは2009年11月7日、12月のロサンゼルスショーでデビュー予定のニューモデル、「ボクスター スパイダー」の受注を開始した。
■ボクスターシリーズの最上位モデル
「ボクスター スパイダー」は、「ボクスター」、「ボクスターS」に続く第3のモデルとして、2010年2月にヨーロッパから順次販売がスタートするニューカマーだ。スパイダーは、既存のボクスターシリーズとデザインの差別化が図られ、パワーはシリーズ最強。さらに車重も1275kgと現行ポルシェ車の中でもっとも軽く仕上げられるなど、特別感を漂わせるモデルとなっている。
外観のハイライトは、エンジン部分をカバーするリアの二つの大きな降起。ここがボクスター/ボクスターSともっとも異なる部分で、「カレラGT」と見紛うばかりの迫力あるリアビューを構築している。
ボクスター スパイダーはその名のとおり、オープン状態で走ることを前提に設計されている。そのためソフトトップは、陽光や雨、風を遮ることだけに特化した軽量設計になっているとのこと。
エンジンは、ダイレクト・フューエル・インジェクション採用の3.4リッターフラット6を搭載する。最高出力はボクスターSを10ps上回る、320psを発生。トランスミッションは6段MTと7段PDKが選択できる。PDK仕様の燃費(欧州NEDCモード)は、10.8km/リッター。オープンにした状態での最高速は、267km/hと公表される。
日本導入モデルは、左ハンドルのみ。価格は、6段MTが866.0万円、7段PDKは913.0万円。
(webCG 曽宮)