BMW7シリーズに544psの最上級「760Li」登場
2009.07.16 自動車ニュースBMW7シリーズに544psの最上級「760Li」登場
BMWジャパンは2009年7月16日、7シリーズのラインナップに、6リッターV12搭載の最上級モデル「760Li」を追加し、発売した。
2009年3月に日本に導入された7シリーズに、最上級モデルの「760Li」が加わった。760Liは、シリーズ最高峰のV12ツインターボエンジンや、BMWの量産車で初採用となる「8段AT」を搭載するなど、最上級であることを誇示するフラッグシップセダンに仕立てられた。なおボディは、ロングホイールベース仕様のみとなる。
3月に登場したV8ツインターボ搭載の「750i/750Li」が、その時点で先代「760Li」に匹敵する407psの最高出力を実現したこともあり、新しい760Liには、それをさらに凌駕するパワーが与えられた。
先代譲りの6リッターV12エンジンは、新たにターボチャージャーによる過給がなされ、最高出力544ps/5250rpm(従来比+99ps)、最大トルク76.5kgm/1500rpm(同+15.5kgm)という怪力を獲得。
いっぽう気になる燃費は、わずかながら向上している。これにはギアの枚数が一気に2枚増えた8段ATや、「インテリジェント軽量ボディ」「ブレーキエネルギー回生システム」といった低燃費化に貢献する技術が効いているのだろう。
装備は、インテグレイテッド アクティブステアリングやダイナミック ドライビング コントロール、ダイナミック ダンピング コントロールといった運転をスポーティに仕立てる装備から、エクスクルーシブ ナッパレザーインテリア、前席だけでなく後席にも採用されたシートヒーティング/ベンチレーションシート、リアエンターテイメントシステムといった豪華装備まで、盛りだくさん。
価格は、750Liの590.0万円高、1920.0万円。納車は、2009年11月以降に開始される。
(webCG 曽宮)