屋根の開く「フィアット500」、日本上陸
2009.06.25 自動車ニュース「フィアット500」のカブリオレ「500C」が上陸
フィアット・グループ・オートモービルズ・ジャパンは、フィアット500のオープントップモデル「500C」を、2009年9月26日に発売すると発表した。
2009年3月にスイスのジュネーブショーで発表された「フィアット500C」が、まもなく日本にやってくる。
500Cは、初代フィアット500や1957年にデビューした2代目のオープンモデルと同様に、ピラーを残してルーフ前端からリアウィンドウの位置までソフトトップが開くスライディングルーフ式オープントップを採用する。この方式は、オープン時にソフトトップがリアにおぶさるように折り畳まれ、ノスタルジックな雰囲気を醸し出すのが特徴。
また、車重の増加がほどほどに収まっているのも、Cピラーが残るこの構造ならでは。クローズドボディとの比較で、車重の増加は40kg程度。グラスルーフ付きモデルと比べると、10kg程度しか増えていない。
日本導入モデルは、1.2リッター(69ps)の「1.2 8Vポップ」、1.4リッター(100ps)の「1.4 16Vラウンジ」の2モデル。また発売時には、後者をべースに、レザーシートとクローム仕上げのヒーテッド電動ドアミラーなどを採用した特別仕様車「1.4 16VラウンジSS」が、50台限定で販売される。
電動開閉式ルーフのほか、7つのエアバッグ、ESPなどの安全装置は、全車に標準装備される。また、いずれのモデルもトランスミッションはATモード付き5段シーケンシャルトランスミッション「デュアロジック」を搭載し、右ハンドル仕様となる。
2009年7月4日に予約受付が開始され、9月26日に発売される。価格は、1.2 8Vポップが239.0万円、1.4 16Vラウンジは289.0万円、1.4 16VラウンジSSは299.0万円。
(webCG 曽宮)