200万円以下の多目的車「NV200バネット」登場
2009.05.19 自動車ニュース200万円以下の多目的車「NV200バネット」登場
日産自動車は、新しい乗用ワゴン/商用バン「NV200バネット」を設定し、2009年5月21日に販売を開始する。
NV200バネットは、小型バン市場を狙って開発されたグローバルコンパクトバン。日本のほか、欧州や中国でも販売が予定されている。
デザインは、フロント周りの意匠やウエストラインの処理など、一部「セレナ」を想わせる部分があるが、ボディは完全な専用設計。サイズは、全長×全幅×全高=4400×1695×1855mm。セレナと全幅と全高はほとんど変わらず、全長はNV200バネットのほうが340mm短い。
バンには、2人乗り(1列シート)と5人乗り(2列シート)が用意される。積載重量は600kg。最大荷室容量は3700リッター。2人乗りでは、助手席シート下のスペースを利用すると最長3mの長物も積載できるという。
7人乗り(3列シート)のワゴンは、セカンドシートの前方折り畳みと、サードシートの横跳ね上げ格納が可能。セカンド&サードシートを折り畳んだ状態では、26インチのマウンテンバイクを3台積めるという。
搭載エンジンは、最高出力109ps、最大トルク15.5kgmを発生する1.6リッター「HR16DE」。トランスミッションは、5段MTと4段ATを選ぶことができる(ワゴンはATのみ)。10・15モード燃費は、13.2〜14.8km/リッターとなっている。
価格は、バンが157万2900円から189万9450円、ワゴン「16S」は186万3750円。
なお、従来のバネットは、トラックやディーゼルモデルなど、新型NV200バネットに設定のないモデルが継続販売される。
(webCG 曽宮)